『ガンダム』パイロットたちの「ふたつ名」なぜそう呼ばれる? 色や地名…役職由来も
複数のガンダム作品で「同じ異名」が登場することも!

●異名「かぶり」は避けられない?
ガンダムシリーズのなかでも、作品が違えば、同じ異名で呼ばれてしまうケースは十分にありえます。たとえば「死神」という異名は、ガンダムシリーズに限らず創作物では定番の異名といえるでしょう。
OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場する「テリー・サンダースJr.」も「死神」の異名で呼ばれる男です。配属先の小隊が彼を残して全滅する、という悲劇が何度もあり、いつしか小隊を潰す「死神」と呼ばれるようになりました。
『新機動戦記ガンダムW』に登場する「デュオ・マックスウェル」は、「死神」のふたつ名を自称していた人物です。戦災孤児のデュオは、親しくしてもらった身近な人たちを亡くし、自分だけは生き残ったために「死神」と称するようになりました。
ちなみにデュオの愛機「ガンダムデスサイズ」や「ガンダムデスサイズヘル」は、その名のとおり、まるで死神のような巨大な鎌を持っています(デスサイズ=death scythe=死神の大鎌)。
長いガンダムシリーズの歴史のなかには、これ以外にも「死神」の異名で呼ばれた人物は多数いました。
ほかにも「不死身」つながりの異名として、一年戦争で小隊からひとりも戦死者を出さなかった「不死身の第四小隊」(『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』)、奇跡の生還を連発した「不死身のコーラサワー」(『機動戦士ガンダム00』)、自らの死を望む「ミルラ・ドライド」の「不死身の殺人マシーン」(『機動新世紀ガンダムX』)といったものもあります。
ポジティブな由来の場合は、戦場で異名のような呼び名が広まるのは光栄なことなのかもしれません。皆さんの心に今も残っているガンダム作品の「異名」には、どのようなものがあるでしょうか。
(大那イブキ)


