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配信だとここまでいけるんだ… 視聴者衝撃の「攻めすぎ」実写版ドラマ

過激な描写が含まれるアニメやマンガが実写化される際、そういったシーンがどの程度まで再現されるのか、原作ファンにとって重要なポイントとなります。なかには、過激な要素が、そのままドラマ化された例もありました。

実写ドラマ化しても過激さは変わらず?

Disney+にて配信中のドラマ『七夕の国』ポスタービジュアル (C)2024 岩明均/小学館/東映
Disney+にて配信中のドラマ『七夕の国』ポスタービジュアル (C)2024 岩明均/小学館/東映

 毎年、数多くのマンガやアニメの、実写ドラマ版が制作されています。原作の再現度は視聴者が期待するポイントのひとつで、内容が過激であれば、そのハードルはさらに高くなるでしょう。なかには、配信サービス限定の映像化ゆえに忖度なしの恐ろしい描写が再現されたドラマもあれば、地上波放送ながら衝撃シーンが流れたドラマもありました。

●『七夕の国』

『七夕の国』は『寄生獣』で知られる岩明均先生の同題マンガが原作で、2024年7月から「Disney+」で実写ドラマ化されています。本作は、日本を舞台に謎の球体による怪事件が発生し、超能力「小さな穴を開ける力」を持つ平凡な大学生「南丸洋二(演:細田佳央太)」が真相を追うという物語です。

 本作には配信サービス内で「15+」のレイティングがつけられており、多くのグロテスクなシーンが含まれています。作品のキーポイントである謎の球体が人体をえぐる描写では、体が下半身だけになったり、内臓が露わになったりする場面がVFX技術を駆使してリアルに再現されています。まず、この視覚的なインパクトに驚いた視聴者も多いようです。

 また、一連の怪事件を引き起こした張本人「丸神頼之(まるかみ よりゆき)」を演じる山田孝之さんの特殊メイクも注目ポイントのひとつです。山田さんとは思えない、鳥のような異形の姿に恐怖を感じる人も少なくないでしょう。

 原作ファンからは「絶対無理だと思っていた原作の世界観を観られただけで満足」「ミステリーとSFが融合した原作のエッセンスがしっかり再現されていて面白かった」といった声があがっているように、高い再現度が称賛されています。

●『親愛なる僕へ殺意を込めて』

 マンガ『親愛なる僕へ殺意を込めて』(原作:井龍一/作画:伊藤翔太)は、2022年にTVドラマ化されました。二重人格の主人公「浦島エイジ」が、もうひとりの自分を探していくうちに、思いもよらない事件に巻き込まれていきます。そのような二面性のある難しい役の浦島をHey!Say!JUMPの山田涼介さんが演じ、話題を呼びました。

 本作は22時台の地上波放送だったにもかかわらず、なかなか過激なシーンが登場します。第1話から、首に無数の刺し傷がある死体が映し出されたり、半グレ集団のリーダー「佐井社(さい やしろ/演:尾上松也)」が拷問をする際にハサミで指を落としたり、ハンマーで急所を潰したりといったシーンもありました。

 山田さんのファンを中心に予想外のグロさに驚いた人も多かったようですが、実写版のドラマとしては「山田さんの二重人格の演技が凄くて原作と重なった」「ハラハラ感に加えてグロさもあって面白かった」といった声があり、原作ファンにも満足のいく内容となっています。

【画像】え…っ? キービジュがもう「セクハラ」レベル こちらがギリギリの描写が話題になった実写ドラマです(8枚)

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