マグミクス | manga * anime * game

【ネタバレ注意】話題沸騰の『ガンダム ジークアクス』 ファンの期待を超える衝撃展開の真相

モビルスーツ同士の非合法バトルに身を投じる女子校生アマテ

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』ビジュアル (C)創通・サンライズ
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』ビジュアル (C)創通・サンライズ

 そんな衝撃の展開を経て、本作『Beginning』の後半ではいよいよ『ジークアクス』本編の物語が紡がれていきます。舞台となるのは、一年戦争終結後から5年後のU.C.0085の、イズマ・コロニー「サイド6」。この地で暮らす女子高校生のアマテ・ユズリハは、モビルスーツを戦闘可能にするデバイスを運ぶ移民の少女ニャアンと遭遇。その運びに付き合うと、赤いガンダムとジオン軍の新型モビルスーツ「GQuuuuuuX」の戦いに巻き込まれていきます。

 アマテは素人ながら、天才的なひらめきを発揮して、ジークアクスを乗りこなし、軍警ザクを撃退。その腕を買われて、アマテは違法なモビルスーツ同士のバトル「グランバトル」に誘われ、赤いガンダムを操っていた謎の少年シュウジ・イトウとともにバトルに参加。

 そして、その様子をTV越しに見ているのは、ジオン軍中佐のシャリア・ブル。彼は、シャアが乗っていたはずの赤いガンダムが出没の情報を聞きつけて、鹵獲(ろかく)しにやってきたのです。

 果たして、光とともに消えたシャアはどうなったのか、なぜシャアの機体をシュウジが乗っているのか、いきなりモビルスーツを乗りこなしたアマテはニュータイプなのか、などなど気になる要素を多々残しますが、続きはTVシリーズのお楽しみといったところでしょう。

●庵野秀明氏の念願叶えたプロット?

 本作『Beginning』の前半は、一年戦争の仮想展開が描かれます。これについて公式パンフレットの鶴巻和哉監督インタビューによると、このエピソードは、本来アバンタイトルだけで描かれる予定だったとのこと。その後、庵野秀明氏がプロットを作り上げたようです。鶴巻監督曰くプロット段階で脚本並みのディテールがあり、映画1本分になりそうな分量だったとのこと。

 この一年戦争をしっかり描くというのは、庵野氏の希望であったようで、公式パンフレット豪華版に付属のマテリアルに掲載されているクロストークによると、「シャアが赤いガンダムに乗って戦う」物語を本来やりたかったと語っており、その念願を叶えたエピソードといえそうです。

 また、この一年戦争のパートは、その後に続く「アマテ」たちのパートとはキャラクターデザインも異なり、「ファーストガンダム」準拠のデザインとなっています。一方で、モビルスーツのデザインは細かく変更が施されているなど違いがあり、「仮想戦記」であることが強調されている印象を与えます。

 驚きの幕開けから、全く新しいガンダムが始まりそうな予感のする本作。TVアニメの先行上映といえども、非常に濃密で情報量の多い内容のため、読後感はとても良く、迫力のモビルスーツバトルも多数見られ、極上の劇場体験を味わえる快作です。

※本文の一部を修正しました。(2025年1月18日 16時12分)

(杉本穂高)

【画像】えっ、ハマーン様の生まれ変わり? こちらがファンが考察しまくっている『ガンダム ジークアクス』の主人公です(7枚)

画像ギャラリー

1 2

杉本穂高関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

アニメ最新記事

アニメの記事をもっと見る