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もう10年前か…2015衝撃実写化映画 「一生分のパンツ見た」「イケメンがとんでもない姿に」

いまから10年前の2015年に公開されたマンガ原作の実写映画といえば、どんな作品を思い浮かべるでしょうか。数多くの作品が公開されており、なかには原作の熱量をそのままに再現し、まさかの場面が観られた作品もありました。

10年前に公開されたお色気作品とは?

中村倫也さん(2019年5月、時事通信フォト)
中村倫也さん(2019年5月、時事通信フォト)

 2025年も人気マンガ原作の実写映画が公開され、今後公開予定の作品も注目度が高いものばかりです。いまから10年前の2015年にも多くの作品が公開され、なかにはいまも人気の俳優たちの全力演技が光る作品もありました。

●『やるっきゃ騎士』

 1984年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された『やるっきゃ騎士』(作:みやすのんき)は、中村倫也さん主演で実写映画化されました。「女尊男卑」を掲げる「聖愛学園」を舞台に、無類のエロ好きの転校生「誠豪介(演:中村倫也)」が校則を変えるために奮闘するストーリーです。

 本作にはお色気シーンが多数盛り込まれており、原作の過激さがしっかり再現されています。序盤では、豪介が女子生徒たちのスカートを次々とめくり、学園を牛耳る「美崎静香(演:遠藤新菜)」らに返り討ちにあい、全裸で校内に縛り付けられるといったお下劣なシーンが描かれました。

 際どいお色気シーンもさることながら、ギャグ要素も強い本作は、中村さんの爽やかなイメージとは異なり、エロと好きな女の子に真っ直ぐ向き合う全力演技も見られる貴重な作品となりました。

●『俺物語!!』

 2012年から「別冊マーガレット」(集英社)にて連載された『俺物語!!』(原作:河原和音/作画:アルコ)は、少女マンガでありながら巨漢の男子高校生を主人公とした異色の作品で、2015年4月からのアニメ化に続き、10月に実写版の映画が公開されました。

 本作では身長推定2m、体重120kgで、柔道の全国大会に出場するレベルの主人公「剛田猛男」を、公開当時32歳の鈴木亮平さんが演じています。鈴木さんは原作に少しでも近付くため、体重を30kg増量して撮影に臨み、完成度の高い猛男を再現しています。ちなみに同年4月からのドラマ『天皇の料理番』では、鈴木さんは普段より20kgほど体重を落としていました。

 また、凛々しい眉毛やたくましいもみあげもマンガ通りに再現されており、原作ファンから絶賛の声が相次ぎます。溺れている子供を助けるために川に飛び込むシーンや、凛子を助けようとお化け屋敷の壁を体当たりで破壊するシーンなど、誰に対しても熱く純情な猛男の姿も本作の大きな見どころです。

●『ピース オブ ケイク』

 現代の女性の恋や悩みを描いたマンガ『ピース オブ ケイク』(作:ジョージ朝倉)は、主人公「梅宮志乃」役を多部未華子さん、そのほか綾野剛さん、松坂桃李さん、木村文乃さん、菅田将暉さんなど豪華キャストがそろい実写化されました。

 本作は、DV体質の恋人「正樹(演:柄本佑)」からフラれ、心機一転ひとり暮らしをはじめた志乃が、新しいバイト先の店長「菅原京志郎(演:綾野剛)」に本気で恋をする姿を描いています。

 登場人物たちの大人の恋愛模様に焦点を当てた本作では、リアルなベッドシーンも盛り込まれています。特に志乃と京志郎が和室で激しく求め合う描写は、予想以上に生々しく、観客の間でも話題となりました。

(LUIS FIELD)

【画像】え…っ? 「このときまだ20代」「ようやったな」こちらが中村倫也さんが全力すぎる演技を見せた実写化作品です

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