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女性へのビンタに若者仰天? 『ガンダム』スレッガーの昭和的振る舞いに「今なら完全アウト」

1979年放送『機動戦士ガンダム』のスレッガー・ロウの「波止場立ち」ポーズに、若い世代が違和感を覚えていることを伝える記事に、多くの反響が。昭和の価値観で「カッコいい」とされた表現と現代の感覚の違いについて、さまざまな視点から意見が寄せられました。

昭和的演出に若い世代困惑?

スレッガーとミライ。画像は『閃光のハサウェイ』場面写真配布キャンペーン「ノア家のアルバム」より (C)創通・サンライズ
スレッガーとミライ。画像は『閃光のハサウェイ』場面写真配布キャンペーン「ノア家のアルバム」より (C)創通・サンライズ

 マグミクスが配信した「『ガンダム』スレッガーの初登場シーンに若い世代が困惑? 『なんじゃこのポーズ…』」という記事に、多くの反響が寄せられました。1979年に放送された『機動戦士ガンダム』における昭和的表現と現代の価値観の違いについて、さまざまな意見が飛び交いました。

 元記事では、『機動戦士ガンダム』第31話の「スレッガー・ロウ」の初登場シーンについて言及。スレッガーによるチェーンフェンスに片足をかけた「波止場立ち」というポーズに対して、若い世代の新規ファンのなかで違和感を抱いている人がいることを紹介しました。この「波止場立ち」は石原裕次郎さんや加山雄三さんなど、昭和の俳優や歌手たちがよく決めていたポーズで、当時は「カッコよさ」の象徴でした。

 読者からは時代による価値観の違いを理解するコメントが届き、「40年以上昔の映像に触れれば、奇妙に感じるシーンも多い」「作品が作られたの45年以上前だから、そりゃいま見たら多少違和感持つ若い人がいても不思議ではない」といった意見に共感が寄せられていました。

 またコメントは波止場立ちだけでなく、スレッガーが「ミライ・ヤシマ」を平手打ちするシーンにも及びました。「学校の先生にも怒られたことのないいまのキッズにはかなり衝撃に写る」というコメントも。「昭和では、親父や教師がしつけと称して、簡単にぶん殴ったり張り倒したりしてた」と当時の背景を説明する声もありました。

 一方で「鉄拳制裁やら平手打ちやら、いまの未成年には驚きだろうな。良い時代になった」と価値観の変化を肯定的に捉える意見も。

 そのほか「スレッガーさんは本当によくできた軍人だった。叩き上げなのに新任したホワイトベースでは鼻にかけず、周りを立てられる器量を持つ」とスレッガーの世代を超える魅力を表明する意見も見られました。

(マグミクス編集部)

【画像】えっ、カッコイイ! 『ガンダム』スレッガーが初登場で決めていた「波止場立ち」を見る(4枚)

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