堂本剛版『金田一少年の事件簿』最終回が「忘れられないほど無惨」だった 30年前の強烈な記憶
堂本剛さんが主演を務めたドラマ『金田一少年の事件簿』は、2期にわたって放送された大ヒット作です。ただ1期も2期も、最終回は視聴者に強烈なインパクトを残しました。いったい、どんな内容だったか覚えていますか?
歴代でもトップクラスの惨殺事件?

「週刊少年マガジン」での連載から始まり、現在はマンガアプリ「コミックDAYS」で父親になった「金田一 一(以降:はじめ)」を主人公とした『金田一パパの事件簿』が連載中の『金田一少年の事件簿』のドラマ版は根強い人気で、1995年から2022年まで5代に渡ってキャストを変えながら放送されました。なかでも、堂本剛さんが演じた初代『金田一』は印象に残っているファンも多いでしょう。
初代『金田一』は作りこまれた小道具による殺害シーンに定評があり、なかでも第1期と第2期の最終回は視聴者に強烈なインパクトを与えました。
まず1期の最終回を飾った「蝋人形城殺人事件」は、警視庁の警部「剣持勇(演:古尾谷雅人)」から謎解きゲームの招待を受けてはじめが出向いた、日本に移築した中世ドイツの古城で起きる殺人事件でした。
第1の事件は、直前に発見された蝋人形と同じ死に方で被害者も殺される展開でしたが、手段そのものは背後からの刺殺であり珍しさはありません。
一方、第2の被害者は中世の拷問器具「鉄の処女(アイアンメイデン)」で串刺しにされ、視聴者に強烈な印象を与えました。当時を思い出し「『アイアンメイデン』のシーン再現は鳥肌立った」「今でも殺される流れ覚えてる」などの声があがっています。ちなみに「アイアンメイデン」は扉に無数の針が取り付けられ、扉を閉じるとなかの人が串刺しにされる仕組みの器具です。
続いて1997年、第2期で最後を飾った「墓場島殺人事件」は視聴者から「歴代シリーズのなかで最も強烈」「トラウマすぎて忘れられない」との声があがるエピソードです。
「墓場島殺人事件」は、はじめの幼なじみである「七瀬美雪(演:ともさかりえ)」たちと旅行で訪れた無人島を舞台に、同じ島でサバイバルゲームをしていた集団をめぐる因縁に巻き込まれる物語です。最初の被害者はふたつに分かれていたサバゲーチームの片割れで、手りゅう弾の爆発に巻き込まれて命を落とします。
大まかな流れは原作通りながら、数名の被害者が肉体の一部だけ現場に散乱した光景はマンガ以上に凄惨です。特に下半身が吹き飛ばされて上半身だけになった遺体が、木にぶら下がっている姿をいまだに鮮明に思い出せる視聴者もいるのではないでしょうか。
第2の被害者は寝袋に入ったままナイフでめった刺しにされて口から吐血し、テントに飛び散るほどの鮮血で死亡します。「テントのなかで滅多刺しするシーンがシルエットでしか見えないのが余計に怖かった」などと、視聴者の想像力をかきたてる演出が印象的でした。
初代『金田一少年の事件簿』の工夫の凝らされた演出と、現代では放送が難しそうな表現は、30年前に放送された作品にもかかわらず、今もなお視聴者の記憶に残り続けています。
(LUIS FIELD)





