【漫画】再会した幼なじみが「女」だったけど、恋は始まらず…?「いやいや」周囲総ツッコミ!
ずっと男だと思っていた幼なじみと5年ぶりに再会したりゅーじ。女子の制服を着ているのを見て「女だったんだ」と初めて自覚しましたが……? 矢尾いっちょさんのマンガがX(旧:Twitter)で公開され、新しいタイプの恋物語に「尊い」と反響が集まっています。
独特な進展のしかたをするふたりが「尊い!」

幼なじみの「みとら」のことをずっと男だと思っていた「りゅーじ」。その後転校して疎遠になっていましたが、5年ぶりに再会し、女子の制服を着ているのを見て「女だったんだ」と初めて自覚しました。こんなとき恋愛に発展するのがお約束ですが、りゅーじは彼女にときめくことはなく……?
矢尾いっちょさん(@1203Yao)による創作マンガ『ずっと男だと思ってた幼馴染が…』がX(旧:Twitter)で公開されました。幼なじみの男女が再会するという王道の設定ながら、想像とは違う展開の恋物語です。読者からは「尊い」「好き」「めちゃくちゃ青春やんけ」「かわいすぎる」「こういうのでいいんだよ」などの声があがり、投稿には7.3万いいねの反響が集まっています。
矢尾いっちょさんは漫画家として活動しており、SNSで創作マンガを多数投稿しています。Amazon kindle版にて『フライング告白 矢尾いっちょ短編集』『どっちかわからないクラスメイト』などが無料配信中です。
作者の矢尾いっちょさんに、お話を聞きました。
ーー想像と違うストーリー展開で意表をつかれました。お話はどのように生まれたのでしょうか?
最初は「幼なじみネタで話を描いてみたい」というところからアイデアを広げました。そこから「実は男だと思っていた幼なじみが女だった」というテンプレートをひねった形でいくつかアイデアを出し、1番描いてみたいと思ったシナリオとして今作が生まれました。

ーー幼なじみのふたりの独特な関係性が丁寧に描かれていてキュンとしました。マンガを描くうえで工夫なさったことや心がけたことなどを教えて下さい。
とにかくふたりともクールというか無愛想というか、あまり感情を表に出さない演出を心がけました。そうすることで幼なじみという旧友ならではの気心の知れた距離感のなかでシナリオを進めることができ、今作の魅力につながってくれたのかなと思います。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
「ふたりの見守り隊に入りたい!」的なコメントが多くいただけてうれしかったです。今作でふたりの関係にツッコミを入れる周りのキャラは、作者の私をはじめとした読者の気持ちの代弁をする役割だったので、そういった意図が読者にも伝わったのかな、とうれしくなりました。
●矢尾いっちょさん 前回のインタビュー
(マグミクス編集部)