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『ガンダム』話題沸騰の「山下いくと版サザビー」ってなに? 35年前発表の“幻デザイン“がカッコいい!

2025年6月24日深夜放送の『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』最終回を受けて、X(旧:Twitter)では「サザビー」がトレンド入り。なかでも注目を集めているのが「山下いくと版サザビー」です。1989年に描かれたこの機体は、オリジナルとは全く異なる美しいデザインで多くのファンを魅了しています。

「エヴァ」にも通じるデザイン美学

元の「サザビー」は、重厚感あるデザインが特徴的。画像は「RG 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア サザビー 1/144スケール 色分け済みプラモデル」(BANDAI SPIRITS)
元の「サザビー」は、重厚感あるデザインが特徴的。画像は「RG 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア サザビー 1/144スケール 色分け済みプラモデル」(BANDAI SPIRITS)

 2025年6月24日深夜放送の『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』最終回を受けて、X(旧:Twitter)では「サザビー」がトレンド入りし、「山下いくと版サザビー」に注目が集まっています。

 この「山下いくと版」サザビーとは、いったい何なのでしょうか。

 これは『ふしぎの海のナディア』『新世紀エヴァンゲリオン』『戦闘妖精雪風』など多くのアニメ作品にメカニックデザイナーとして参加し、『ジークアクス』にもメカニカルデザインとして参加している山下いくとさんが手掛けたサザビーです。1989年7月発行の「サイバーコミックス」9号のピンナップに描かれた機体で、ビームサーベルでνガンダムと取っ組み合う姿が描かれています。

 しかし、この山下いくと版サザビーは、オリジナルとは大きく異なる特徴的なデザインが施されています。

 サザビー特有の赤い装甲は維持されていますが、その形状は角張った重装甲から、より有機的で美しいカーブを描くパネル構成に変化。威圧感よりも美しさを印象付けるデザインとなっています。さらに頭部の造形は、オリジナルのサザビーが持つ角張った威圧感のあるフェイスマスクとは対照的に、山下版では頭部に大きな開口部があり、どことなく生体的な印象を与えています。

 1989年という時期に発表されたこのデザインは、後の山下さんの代表作である『エヴァンゲリオン』、そして『ジークアクス』にも通じる独特の美学をすでに確立していたかのようです。今回の『ジークアクス』での再注目を受けて、山下いくとさんの先見性とデザイン力の高さを再確認したファンも多いことでしょう。

(マグミクス編集部)

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