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記憶に残る仲村トオル版『ビー・バップ・ハイスクール』 実は石原さとみ出演版も

きうちかずひろ先生によるマンガ『ビー・バップ・ハイスクール』は、これまで映画やドラマで実写化も重ねた不朽の人気作です。特に1980年代公開の劇場版は今なお根強い支持を集め、2000年代には若手俳優を起用したスペシャルドラマとしてリメイクされました。

2000年代実写作品は意外にもあの人が出演?

仲村トオルさん、清水宏次朗さん、中山美穂さんが出演した1作目の実写映画『ビー・バップ・ハイスクール』DVD(東映)
仲村トオルさん、清水宏次朗さん、中山美穂さんが出演した1作目の実写映画『ビー・バップ・ハイスクール』DVD(東映)

 2025年7月末を持って約65年の歴史に幕を下ろす丸の内TOEIでは80日間に渡る上映イベント「さよなら丸の内TOEI」が開催中です。そのなかで6月27日から7月3日までの期間、マンガ『BE-BOP-HIGHSCHOOL(ビーバップハイスクール)』(作:きうちかずひろ)を原作とした実写映画『ビー・バップ・ハイスクール』が上映されます。

「中間徹(トオル)」役の仲村トオルさんと「加藤浩志(ヒロシ)」役の清水宏次朗さん、ヒロイン「泉今日子」役の中山美穂さんが出演した1980年代の実写映画版は、覚えている人も多いのではないでしょうか?

 この作品はトオルとヒロシのヤンキー高校生が、他校の不良たちと喧嘩を繰り返しつつも友情や恋愛を通じて成長する青春群像劇で、1985年から1988年にかけて計6作品が映画化されました。さらに1994年には原作者のきうちかずひろ先生が監督を務めた劇場版、2000年代にも若手人気俳優を起用したスペシャルドラマもあります。

 80年代の実写版は原作に沿いながらも、現在では考えられないほどの激しいアクションシーンが満載です。1985年公開の1作目では、ヤンキー高校「私立戸塚水産高校」の生徒たちがトオルたちを奇襲し、店内がめちゃくちゃになるほどの乱闘が描かれました。

 この80年代版は、いまだに動画配信サイトなどで鑑賞している人も多く「初々しい仲村さんの演技も新鮮だけど、『ヘビ次』を演じた小沢仁志さんはこの頃から迫力がすごい」「やることなすことがぶっ飛んでて時代を感じる」といった声があがっていました。また、今日子を演じた中山美穂さんについても、当時のアイドルらしさが原作イメージとマッチし、好評を博しています。

 そして、長い時を経て2004年、2005年にTBSにてスペシャルドラマが放送されました。主演のトオル役は松尾敏伸さん、ヒロシ役は窪塚俊介さんが務め、ヒロインの泉今日子役は石原さとみさんが演じています。当時、若手注目株として活躍していた俳優たちが集結し、アップデートされた「平成のビーバップ」が描かれました。

 2004年の1作目では、原作でも登場するエピソード「高校与太郎哀歌」をベースにしており、物語は他校の生徒たちが城東工業高校の「テル(演:小林且弥)」にボンタン狩りをされ、トオルやヒロシもその標的になってしまうところから始まります。そして、今日子がテルに拉致される事態に発展し、トオルとヒロシは彼女を救出するために命懸けの激しい戦いへと挑んでいくのです。

 本作について、80年代の映画版を知るファンからは「本物の不良感はあまり感じなかった」「喧嘩の泥臭さが足りない」といった声がある一方で、「新しい世代にも見やすく、ストーリーが整理されていて入りやすい」「ゴリゴリの不良作品のイメージが薄まっているけど、現代版のアレンジによって幅広い年齢層が楽しめるようになっていた」といった肯定的な評価も多く出ていました。

 本作は、当時他局で放送されていた男女がラブワゴンに乗りながら海外旅行をする恋愛リアリティショー番組『あいのり』のパロディなど、多彩な笑いどころを盛り込んでいます。若手時代の松山ケンイチさんや山田優さんのほか、2005年版には桐谷健太さんら豪華キャストが顔をそろえていました。この機会にぜひ、動画配信サイトで見返してみてはいかがでしょうか。

※本文の一部を修正しました(25日20時15分)

(LUIS FIELD)

【画像】アイドル時代の中山美穂さんにも負けない可愛さ? 『ビー・バップ・ハイスクール』出演の石原さとみさん(3枚)

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