『鬼滅の刃 無限城編』第一章 異例の155分間がむしろ「大歓迎」されるワケ
7月18日に公開される『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の上映時間が、155分だと明かされ話題になっています。2020年に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』から、さらに30分以上長いことに対して、心配な声と同時に「むしろありがたい」というファン目線の意見もあるようです。
前作『無限列車編』をはるかにしのぐ長編に

2025年7月18日公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』。その上映時間が2時間35分(155分)になるということが、X(旧Twitter)の東宝映画情報【公式】アカウントにて7月7日に公開され、注目を集めています。
前作の劇場版『「鬼滅の刃」無限列車編』の1時間57分(117分)よりも30分以上の長さです。ちなみに、同程度の上映時間を誇るアニメ作品といえば、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の2時間35分が挙げられます。日本記録認定協会が認定する「日本最長上映時間のアニメーション映画」は、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の2時間48分(168分)ということを考えると、その長さのほどが伺えます。
上映時間が発表された直後、SNSなどでは「これだけ長いとトイレが不安……」「途中休憩とかあるのかな」など、集中して映画を楽しめるか心配する声が上がりました。一方で、筆者を含め『鬼滅』ファンからは安堵と喜びの声が多く寄せられていたように感じます。前作の「無限列車編」と同程度、2時間前後の上映時間だった場合、果たして今作の中心的なボスである「猗窩座」のエピソードをちゃんと描き切れるのか、という疑問がありました。
原作では、猗窩座VS「竈門炭治郎」&「冨岡義勇」の戦闘は回想シーンも含むと146話の途中から147~156話、そして157話冒頭と実に約11話分に相当します。これだけのボリュームがあるだけに、第一章では猗窩座の戦いが中心であることは確定ながらも、話が大幅にカットされるか、決着は第二章以降に持ち越されるのではないかといった心配もありました。
しかし、上映時間が2時間35分と発表されたことで、過去の回想も含め、猗窩座と炭治郎・義勇の物語をたっぷり堪能できることがほぼ確定したのではないでしょうか。「一章と二章にまたがって猗窩座の戦いが描かれるのはつらい!」と思っていた人の間にも、安心感が広がったように感じます。
さらに言えば、上弦の弐である「童磨」や上弦の壱である「黒死牟」、そして「我妻善逸」のエピソードもまた、ファンの想定以上の重厚感で描かれるに違いありません。上映時間の発表というニュースひとつで、ufotableへの期待感がさらに上がったのではないでしょうか。
ちなみに、長時間の映画を観るときにつきまとうトイレ問題ですが、ポップコーンを食べると塩分が利尿作用を抑えるという都市伝説があるようです。ほかにも、大福やボンタンアメ、お餅なども尿意がやわらぐことで知られています。こうしたアイテムをフルに活用して、思う存分『鬼滅の刃』最終章を堪能しましょう。
(サトートモロー)

