スイッチ2の転売ヤーはまだ本気出していない? 一般販売や「ポケモン&クリスマス」需要で本格化か
限定品や抽選販売を買い占め、通常のルートでは手に入らない状況のなか、値を釣り上げて販売する──多くの人が想像するやり方も「転売」のひとつですが、手口はひとつだけではありません。
抽選販売が終わった後に要注意?

需要が供給を上回る商品などを買い占めた後、購入価格よりも高い金額で販売などを行い、利益を得る──俗に「転売」と呼ばれる行為は、いまも昔も変わらず存在しています。
チケット不正転売禁止法により、コンサートなどのチケットの転売は禁止されましたが、ほとんどのジャンルで転売を法的に防ぐルールはなく、企業や販売店が独自に対処しているのが現状です。
近年では、任天堂が行った転売対策と思われる「Nintendo Switch 2」(以下、スイッチ2)の販売体制が話題となり、その取り組みが高く評価されました。また各販売店も、本人確認書類を必須とする抽選販売を行い、エンドユーザーに直接届くよう対応しています。
●消費者側では防げない、買取目当ての転売
任天堂や販売店の転売対策が、実際にどこまで有効だったのか。それを正確に測る手段はありません。しかし、スイッチ2の発売開始から2ヶ月ほど経った現在、抽選販売から先着販売(条件付き含む)に切り替える店も増え始めています。
いずれ抽選販売が全面的に終わり、誰もが買いやすくなる時期も訪れることでしょう。その時「これでスイッチ2の転売問題は終わりだ」と感じるかもしれませんが、実はこの先にもスイッチ2が転売される可能性が十分あります。
前世代機の「Nintendo Switch」(以下、スイッチ)を例に挙げると、スイッチは安定して人気が高かったため、リサイクル店などの買取価格は高額でした。転売を行う「転売屋」はその高額買取を狙い、オンラインストアで行われるポイントアップなどのキャンペーンを活用し、買い取り額よりも安い価格でスイッチを手に入れ、リサイクル店に売る──これだけで、数千円の差額が手元に残ります。これと同じ事態が、スイッチ2で起きないとも限りません。
転売を防ぐには、転売屋から購入しないことが基本にして鉄則ですが、店への買取を防ぐのはほぼ不可能。リサイクル店に並んでいるスイッチ2は、不用品だったのか転売の結果なのか……それを見分ける術はないため、知らぬ間に転売品を掴まされてしまう恐れがあります。
●供給不足に陥るのは、発売直後だけじゃない!
継続的な抽選販売が終わっても、転売屋が介入する可能性は十分考えられます。まず直近では、クリスマスを含めた年末商戦に注意したいところです。
スイッチ2は若年層にも人気が高く、同時にそれなりに高価なので子供たちが自力で購入するのは難しいゲーム機です。そのため、親や親族がプレゼントするケースが多く、クリスマスプレゼントとして考えている家庭も少なくないはず。
需要が一時期に集中すると、一般販売(通常の販売方式)でも品切れになる恐れは否定できません。こうした動きを予想し、転売屋があらかじめ動けば、品切れの可能性はさらに高まることでしょう。その結果、プレゼントを用意したいけど、転売屋から買うしかない……という絶望的な状況が訪れるかもしれません。
こうした悲劇を防ぐには、プレゼントしたい時期が近づいてからではなく、手に入る機会があれば2~3か月前であっても事前に購入しておくのが最善です。スイッチ2はメーカー保証があるため、多少前倒しで購入してもサポートが受けられますし、それでも心配なら販売店が行っている長期保証サービスの加入も検討しましょう。

