不死身といわれた「フルアーマーZZ」 デザイナー明貴美加さんが綴った誕生の経緯
ガンプラの話題で賑わった「フルアーマーZZガンダム」について、デザイナーの明貴美加さんがXに投稿、その誕生の経緯が明かされました。
あれほど強力強固だったワケ

2025年8月25日、BANDAI SPIRITSのX(旧:Twitter)公式アカウントにガンプラ新作商品情報が次々と投稿され、大いにトレンドを賑わせました。そうしたなか注目を集めていたひとつが、「フルアーマーZZ」です。メカデザイナーのカトキハジメ氏監修による「MG 1/100 フルアーマーZZガンダム Ver.Ka」の2026年2月発売がアナウンスされました。
「フルアーマーZZ」とは、元々はアニメ『機動戦士ガンダムZZ』第46話にて、主人公「ジュドー・アーシタ」が搭乗した機体です。強化型へとアップデートされた主人公機「ZZガンダム」に青い追加装甲や武装が施された、重厚感マシマシといった風体でした。
火力もさることながらその防御力は絶大で、最初に交戦した、歴戦のパイロット「ラカン・ダカラン」が駆る「ドーベン・ウルフ」のビームを弾いてみせ、ラカンは「バリアがあるのか?」と驚愕の表情をあらわにします。
これは「耐ビームコーティング」によるものともいわれますが、劇中の描写では着弾する前に弾かれているようにも見えました。2000年8月に発売されたガンプラ「MG 1/100 FA-010S フルアーマーZZガンダム」の取扱説明書には、胸部の追加装甲部分に「Iフィールドジェネレーター」を搭載している旨が記載されており、詳細は省きますが、ラカンの言うとおりバリアだったのかもしれませんね。
その「フルアーマーZZガンダム」について8月28日、メカデザイナーである明貴美加さんのXアカウントに、次のような投稿がありました。
「フルアーマーZZは「このままだとクイン・マンサに勝てないからZZの強化案考えて」という富野監督の指示があって、もう商品云々の時期でもなかったので、自分的にフルアーマーガンダムをイメージしてラフを作って通った物でした。ついでにZZの設定を描き直しちゃったというシロモノです。」
「クイン・マンサ」はアニメ『ZZ』第44話が初出の、「グレミー・トト」率いるネオ・ジオン反乱軍の切り札で、パイロットは「プルツー」が務めました。多数のメガ粒子砲やファンネルといった大火力に、ビーム兵器を無効化する「メガ粒子偏向器」や堅固な装甲を備え、攻守ともに強力強固な大型のニュータイプ専用機です。確かに、これを攻略するのは難しそうです。
そして第46話、グレミーの操縦するクイン・マンサのハイメガキャノン砲がフルアーマーZZを襲いました。これに耐え抜いた姿を見て、グレミーは「ZZは不死身か」と驚きの声を上げています。フルアーマーでなかったら、ZZはここで撃破されていたかもしれませんね。
クイン・マンサに勝つために生み出されたという明貴さんの投稿を受け、X上ではフルアーマーZZについて「グレミーから不死身と呼ばれる防御力と全身から放つミサイルの嵐はかなり強いインパクトがありましたね」「バケモノにはバケモノをぶつければいいんです!!」といった声が聞かれました。
(マグミクス編集部)



