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「2025紅白」はアニソン枠拡大に期待? Perfume&嵐の「ラスト紅白」の行方も気になる

2025年も残りわずかとなり、「NHK紅白歌合戦」の出場アーティストが気になり始める季節となりました。ネット上では早くも出場者予想が白熱していますが、今年はどのアーティストの出場が期待されているのでしょうか?

2025年「アニソン枠」は大激戦の予感!

画像は、サカナクションが主題歌を担当したアニメ『チ。-地球の運動について-』ティザービジュアル (C)魚豊/小学館/チ。 ー地球の運動についてー製作委員会
画像は、サカナクションが主題歌を担当したアニメ『チ。-地球の運動について-』ティザービジュアル (C)魚豊/小学館/チ。 ー地球の運動についてー製作委員会

 2025年も残りわずかとなり、「NHK紅白歌合戦」(以降:紅白)の季節が近付いてきました。ネット上では毎年恒例の出演アーティスト予想合戦が白熱しており、今年は特に活動休止を宣言しているPerfumeや、嵐の登場に期待が高まっています。

 まずPerfumeは2025年12月31日(水)をもって活動休止(コールドスリープ)に入ることが発表されましたが、紅白にはギリギリ出場できるのではないかと期待するファンが多いようです。2024年の紅白で16年連続出場の記録が途切れたこともあり、今年こそ休止前に彼女たちのパフォーマンスを目に焼き付けたいと願う人が少なくありません。

 そして来春にグループとしての活動を終了する嵐についても、今年が「ラスト紅白」となるだけに、大きな関心を集めています。NHKにとって、今年は放送100年という大きな節目であり、昨年の紅白では放送100年に先駆けた豪華企画が実施されました。そのため、嵐がこの記念すべき紅白の「大トリ」を務めるのではないかと予想するファンが続出しています。もちろん最終的にはメンバーの意向次第ですが、タイミング的にも期待せずにはいられないでしょう。

 また、いまや紅白を語るうえで、「アニメソング」の存在は欠かせません。数年前に「ラブライブ!」シリーズ発の声優ユニットが出場するようになったあたりから、紅白でアニソン枠が用意されるのが当たり前となりました。音楽シーン全体を見ても有名アーティストとのタイアップが増え、アニメソングの一般化がますます進んでいます。

 では2025年はどのようなアニメ主題歌が話題となり、どのアーティストの紅白出場が期待されているのでしょうか?

 まず最有力候補として挙げられているのは、『チ。―地球の運動について―』の主題歌「怪獣」が大きな話題を呼んだサカナクションです。2024年10月から放送された本作は、2025年3月に最終回を迎え、4月から毎週2枠で再放送が行われました。

 サカナクションは昨年の紅白に出場しておらず、アニメの放送局がNHKであることからも、「今年こそは……」と期待するファンが少なくありません。もし彼らが今年の紅白に出演した場合、2013年の初出場で「ミュージック」を披露したとき以来となります。

 ほかにも『タコピーの原罪』の主題歌「ハッピーラッキーチャッピー」を担当したanoさんや、『ONE PIECE』の新オープニング「カーマイン」が特定の世代に刺さったELLEGARDEN、『光が死んだ夏』のハイセンスなオープニング映像とマッチした「再会」のVaundyさん、シリーズ45周年記念作品の『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』で主題歌を歌ったあいみょんさんなども候補として挙げられます。いずれもライブ映えしそうな楽曲とアーティストで、紅白に出場すればさらに注目度が高まりそうです。

 またNHK連続テレビ小説『虎に翼』の主題歌「さよーならまたいつか!」で昨年の紅白に出場した米津玄師さんが、今年はアニメ主題歌を引っ提げて出場するかもしれません。2025年も数々の名曲を生み出した米津さんですが、なかでも『メダリスト』や『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌は大きな話題となりました。

 仮に出場が決まった場合、どの楽曲を披露するのかも注目ポイントです。『チェンソーマン レゼ篇』はまさに大ヒット上映中ですが、2026年が冬季五輪イヤーであることを考えると、『メダリスト』の『BOW AND ARROW』を披露する可能性も否めません。

 果たして今年はどのアーティストが出場への切符を手にするのか、発表を楽しみに待ちましょう。

(ハララ書房)

【画像】昨年のアニソン枠はわずか3曲ってマジ? 貴重な「紅白」出場切符を掴んだアニソン歌手を知る(4枚)

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ハララ書房

エンタメ記事専門の編集プロダクション。漫画・アニメ・ゲームはもちろん、映画やドラマ、声優にも精通。メイン・サブを問わず、カルチャーの最前線を追いかけていきます。