音沙汰がなかった『ドラクエ12』 新情報は「ほぼ目前」? 「40周年」に向けた「異例すぎる」発売ラッシュの謎
衝撃が走った、堀井雄二氏のひと言
そのきっかけとなったのが、2026年5月9日にYouTubeで配信された「悟空の日に重大発表!”新プロジェクト”始動!▼ 近況報告『ラスベガス』『ナポリ・コミコン』レポート!▼ “ゆう帝のでたとこまかせ”もあるよ!」における発言です。
この配信に出演した堀井氏は、「今年の5月27日で『ドラクエ』が40周年を迎えます」とコメントし、当日配信を行うことも明かしたうえで、「そこで次回作の発表もできると思います」「色々と情報を出します」と語りました。
ここで、『ドラクエ12』の名前が直接挙がったわけではありません。しかし、40周年という大きな節目で発表される「次回作」となれば、シリーズ最新作である『ドラクエ12』以外に有力な候補は思い浮かびません。
また、40周年というタイミングに合わせて、『ドラクエ12』の情報公開を調整していたと考えれば、ここまで長く続いていた沈黙にも一定の説明がつきます。『ドラクエ12』の新情報を発表する場として、40周年の記念日は最高の舞台といえるでしょう。
『ドラクエ7』リメイクの電撃展開も、「40周年」を意識していた?
ここからは、あくまで推測の域を出ませんが、近年の『ドラクエ』シリーズの展開を振り返ると、40周年に合わせた発表へ向けて、スケジュールを調整したように見える動きもあります。
それは、『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』を再構築した『ドラゴンクエストVII Reimagined』(以下、ドラクエ7R)の発表から発売までの流れにあります。
『ドラクエ7R』は2025年9月12日に発表され、同時に発売日も明らかになりました。しかも発売日は2026年2月5日と、発表からわずか5か月足らず。小規模タイトルならまだしも、大型RPGとしてはかなり異例のスピード展開です。
加えて、発表当時は『ドラゴンクエストI&II』(以下、『ドラクエI&II』)の発売前でもあり、プロモーション時期が一部重なっていました。それぞれが情報を出せば、シリーズ作品同士で話題が分散されるため、通常であれば避けたいところでしょう。
さらに言えば、知名度を広げるために発売まで十分な宣伝期間を設け、カジュアル層にも情報を浸透させるという選択肢もあったはずです。しかし『ドラクエ7R』は、発表から発売まで半年もかからず、当初の発表通り2026年2月5日に発売されました。
こうした異例のスケジュールも、仮に5月27日に『ドラクエ12』の続報を発表する予定が先に立っていたとすれば、話題が集中するように調整して2月に発売されたと考えることもできます。もちろん真相は関係者のみぞ知るところですが、異例さが目立っただけに、背景に何らかの事情があったのではと想像をかき立てられます。
『ドラクエ』40周年を迎える5月27日に、何らかの発表が行われるのは、堀井氏のコメントから考えてまず間違いないでしょう。そして、この節目を飾るにふさわしいタイトルといえば、『ドラクエ12』以外には考えにくいところです。
5年間沈黙を続けてきた『ドラクエ12』の続報が、いよいよ訪れる──そのXデーは、すでに目前まで迫っているのかもしれません。
(臥待)


