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並の人間を超えたスペックを持つ『黒子のバスケ』ヒロイン4人

他にもいる優秀な『黒バス』ヒロイン

 そのリコのライバルと言えるのが、桐皇学園高校男子バスケ部マネージャーの「桃井さつき」です。

 キセキの世代の同期で、帝光中学でもマネージャーをしていました。その時から情報収集の的確さ、選手の癖や性格を踏まえて特性を見極める着眼点、さらにどう成長するかを分析できるなど、単なるマネージャーというよりも作戦参謀として活躍します。さつきもまたリコに劣らない素晴らしい才能の持ち主です。

 実は主人公の黒子テツヤに好意を寄せる年相応の女心を持っていますが、幼なじみである青峰大輝が心配で別の高校に通うことになります。しかし、勝負に手を抜かれることを嫌う黒子の性格を知ってるがゆえ、試合ではあえて弱点を暴いて全力で試合に臨んでいました。

 人懐っこい性格で、バラバラになったキセキの世代のことを気にかけています。それゆえ、再びキセキの世代を結びつける橋渡しの役目を果たし、最終的に彼らが3ON3をするようになるまで関係を修復しました。キセキの世代もさつきを7人目の仲間だと思っていることから、この3ON3では一緒に試合をしています。

 リコとは試合上のライバルというだけでなく、真逆の胸の大きさで比較されることがたびたびありました。しかし、料理の腕が壊滅的という点はまったく一緒で、食いしん坊で知られる紫原敦が聞いただけで遠ざかるほどです。

 その紫原がいる陽泉高校のバスケ部監督が「荒木雅子」。元全日本女子バスケ選手で、景虎や各校の監督とは旧知の仲でした。

 男勝りの口調で、徹底した分析力が持ち味。たまに竹刀を振り回す暴挙にも出ますが、選手からは絶対の信頼を持つ監督です。前述のふたりのような人間離れした特殊能力はありませんが、チームを「絶対防御(イージスの盾)」と言われるほどの高い守備力に育てていました。

 この陽泉の中心メンバーである氷室辰也、そして火神大我にバスケットを教えた師匠がアレクサンドラ=ガルシア、通称「アレックス」です。

 アメリカ人なのに日本語も堪能なアレックスは日本でも有名なプロバスケボーラーでしたが、急激な視力悪化が原因で現役を引退しました。それが理由で荒んでいたアレックスですが、子供の頃の火神と氷室に弟子入りを志願され、バスケを教えるうちに希望を取り戻します。

 キセキの世代に匹敵する火神と氷室というふたりの選手を育てた実績を考えると、指導者としての才能は相当なもの。さらに火神には豪の技「流星のダンク(メテオジャム)」、氷室には静の技「陽炎のシュート(ミラージュシュート)」という攻略難易度の高い技を授けました。

 このアレックスにもキス魔という欠点があり、作中ではリコもその被害に遭っています。さらに全裸で平気で寝るなど、自由奔放な性格の持ち主です。

 以上が『黒バス』作中の主なヒロイン4人です。全員、指導者としての能力が優秀で、いい意味で男性をコントロールしてくれる女性ばかりでした。まさに「がんばれ男の子」だなぁと思います。

(加々美利治)

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