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『鬼滅の刃 無限列車編』結核の青年役・江口拓也の人気キャラ3選 実は意外な役も?

話題の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、2021年9月25日に初めて地上波放送されました。炭次郎の無意識領域に侵入した「結核の青年」を、人気声優・江口拓也さんが演じており、SNSでも「江口拓也」がトレンド入り。意外な配役に驚いた方もいるのではないでしょうか。この記事では、江口さんの代表作を3作品ご紹介します。

イケメン役からニヒルなぼっち、純情男子もお手のもの!

『鬼滅の刃 無限列車編』 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
『鬼滅の刃 無限列車編』 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 2021年9月25日に初めて地上波放送された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。声優・江口拓也さんが下弦の鬼・魘夢(えんむ/CV:平川大輔)に操られた結核の青年を演じ、Twitterで「江口拓也」がトレンド入りするなど話題となりました。また、10月10日に第1話が放送されたTV版『鬼滅の刃 無限列車編』では、咳払いをする1カットだけで、再びトレンドに上がるほどの存在感を見せました。この記事では、江口さんの出演する人気作を3作品ご紹介します。SNSでも「ギャップ萌え」「2度見するほど衝撃」と評判です。

●『Re:ゼロから始める異世界生活』ユリウス・ユークリウス役 ※新編集版

『Re:ゼロから始める異世界生活』新編集版 (C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
『Re:ゼロから始める異世界生活』新編集版 (C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会

『Re:ゼロから始める異世界生活』は、同名ライトノベル(著:長月達平、イラスト:大塚真一郎/KADOKAWA)を原作としたアニメです。原作のシリーズ累計発行部数は700万部を超える大人気作品で、ゲーム化・パチスロ化も行われています。江口さん演じるユリウス・ユークリウスは、主人公が召喚された異世界で確かな地位と整った顔立ちを持つ、「最優の騎士」です。

【本作のあらすじ】
 コンビニからの帰り道、いきなり異世界転生してしまった少年、ナツキ・スバル(CV:小林裕介)。ポケットの小銭も異世界では使えず、大した装備もなく、路地裏でふてくされていたスバルは、通りかかったチンピラに絡まれてしまいます。そんなスバルのピンチを助けてくれたのは、次代の王選候補である美少女・エミリア(CV:高橋李依)でした。スバルはエミリアの探し物を手伝ううちに、死ぬと過去に戻れる「死に戻り」の能力があることに気付いてーー?

 江口さん演じるユリウスは、「騎士らしくあること」を自らに課し続ける努力家です。その実力は自他ともに認めるもので、そんなユリウスを江口さんは気高く、かっこよく演じています。ユリウスの少しキザなセリフも、江口さんにかかれば自然で気品を感じるものに。最初は険悪だったスバルとも徐々に仲良くなり、その心の動きも絶妙に表現されています。スバルと共闘する際にユリウスが語りかけた「君の目で、私が斬ろう。」というセリフには、感動した方もいるのではないでしょうか。江口さんのイケメンボイスが存分に堪能できる作品です。この作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」などで見ることができます。

●『俺物語!!』剛田猛男役

『俺物語!!』は、同名マンガ(著:河原和音、イラスト:アルコ/集英社)を原作としたアニメです。原作は2013年に「このマンガがすごい!」オンナ編で1位を、同年の講談社漫画賞では少女部門を受賞しました。江口さん演じる剛田猛男(ごうだ・たけお)は、推定身長2m・体重120kgという、巨漢の高校1年生です。

【本作のあらすじ】
 集英高校に通う1年生の猛男は、まっすぐで不器用な性格の熱血漢。そのガタイの良さと男らしい性格から、女子にはモテないものの男子には慕われていました。一方、親友の砂川誠(すなかわ・まこと/CV:島崎信長)は、クールでイケメンのモテ男。猛男の好きになる女の子はいつも誠に惚れてしまいますが、それでもふたりは仲良しの幼馴染です。ある日、一緒に通学していた猛男と誠は、電車内で痴漢されている女子・大和凛子(やまと・りんこ/CV:潘めぐみ)を目撃。凛子を助けた猛男は、凛子に一目ぼれしますが、猛男の目に映る凛子はどうやら誠を好きなようでーー?

 江口さん演じる猛男は、見た目も中身も男らしい一方で、恋愛に対しては鈍感でピュア。そんな猛男を、江口さんは珍しく野太い声で演じています。猛男は熱血漢なので、よく男泣きしたり、「うおお~!」と叫んだりすることも。イケメンキャラを演じることの多い江口さんですが、本作では「これぞ猛男」と言いたくなるほどの、見事な“漢っぷり”を見せてくれます。猛男と凛との初々しい恋愛模様にも、毎話胸キュンさせられる作品です。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「Amazonプライム・ビデオ」などで見ることができます。

●『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』比企谷八幡役

第3期『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』 (C) 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完
第3期『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』 (C) 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』は、同名ライトノベル(著:渡航、イラスト:ぽんかん(8)/小学館)を原作としたアニメです。「俺ガイル」の略称で親しまれている本作は第3期まで制作されており、マンガ化・ゲーム化もされています。江口さん演じる比企谷八幡(ひきがや・はちまん)は、ネガティブでひねくれものの“ぼっち”男子です。

【本作のあらすじ】
「青春とは嘘であり、悪である」。「高校生活を振り返って」と題したレポートに、そう書いた八幡。仲良く青春を謳歌するクラスメイトを鼻で笑い、“ぼっち”として孤立する八幡を心配した教員・平塚静(ひらつか・しずか/CV:柚木涼香)は、八幡をある場所へと連れていきます。そこにいたのは、完璧美少女と名高い雪ノ下雪乃(ゆきのした・ゆきの/CV:早見沙織)でした。「なめ腐ったレポートの罰」として、雪乃の所属する「奉仕部」に入部させられた八幡。入部早々言い合いを始めたふたりに、静はとある勝負での決着をもちかけてーー?

 江口さん演じる八幡は、そのひねくれぶりから友人はゼロ。雪乃とも、最初から「ああ言えばこう言う」という言葉がぴったりの言い合いを始めます。江口さんはそんな八幡を、冷静かつそっけない声で演じています。一見人づきあいの悪そうな八幡ですが、何か問題が起きたときには黙って悪役を買って出るなど、不器用ながらも仲間思いの一面も。第2期が放送された2015年、江口さんは『Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2015』にて男性声優賞を受賞しています。この作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「U-NEXT」などで見ることができます。

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 整ったルックスや定評のある歌唱力から、イケメン役が多いイメージのある江口さん。しかし野太い声やニヒルな声など、その演技力は幅広く、「結核の青年」として出演した際も驚きの声が多数上がりました。江口さんの声に魅了された方は、ぜひ過去作品もご覧ください。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

【画像】ガンダムにも乗った! 声優・江口拓也の演じるキャラ(5枚)

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