『ワンピース』でルフィがツッコんだ貴重なシーン3選　「とれるか！！」とニ度も絶叫

自分の玉がとられそうなときはツッコむ

　『ONE PIECE（ワンピース）』（著：尾田栄一郎）の世界において、「ツッコミ」の役回りはとても重要です。豪放にして凶悪な海賊たちが集結する世界に、秩序を与えてくれるのが「ツッコミ」キャラと言えるでしょう。麦わらの一味のなかで「ツッコミ」を担っているのは誰でしょうか。これも時と場合によりますが、筆頭はナミ、次点でウソップ、チョッパー、サンジが多く、まれにロビンが辛辣なツッコミを入れるときもあれば、ゾロやフランキーが怒りに任せてツッコむときもあります。ブルックも一応ノリツッコミはします。

　では、ルフィがツッコミに回ることはあるのでしょうか？　未来の海賊王が常識の立場から相手を諌める、すなわちツッコミに回るとなれば、その場の秩序がだいぶ危うくなっているに違いありません。この記事では、そんな貴重なルフィがツッコミに回っているシーンをみていきたいと思います。

●女ヶ島で……するどいツッコミを2回ぶちこむ！

　大前提として、ルフィは常識の圏外にいます。したがっていかに周りがツッコミを入れようとも、そもそも彼にはボケているという自覚がないのです。そんな彼でも、周囲に仲間がいないときには「ツッコミ」に回る瞬間があるようです。

　その代表的なものが女ヶ島での一幕。女性だけの国アマゾン・リリーにて、牢獄に放り込まれたルフィは、素っ裸のルフィの股間にぶら下がるものを目にした戦士マーガレットに「ちょっとキンタマとって見せて貰ってもいい？」と尋ねられると「とれるか！！！殺す気かお前っ！！！」と、らしからぬ鋭いツッコミを披露しました。

　さらに牢獄を脱出したおりに、再びマーガレットから同じ質問をされると「金玉はとれねえつってんだろ！！！」とテンポよく応酬します。ルフィも金玉に関しては、多少なりとも常識側に立てるのです。