アニメ作品のイメージと合わないOP曲といえば?「もっと激しさが欲しい」
作品の冒頭を飾り、爆発的にヒットすることも少なくないアニメのオープニング(OP)。ストーリーやキャラクターの心情などを歌う曲が多い一方で、まったく作品と関係ない詞が出てくる曲などもあります。今回は「良い曲だけど作品に合わない」という意見があがっていたOP曲を紹介します。
単体で聴けば名曲だけど……?

主に毎回アニメの最初に流れて、作品の出だしを彩るOP曲。バトルマンガには熱い曲、日常アニメには明るい曲など作品イメージにぴったりな曲は数多くあります。一方で、曲単体で聞く分には名曲でも、「アニメの内容に合っていない」という意見の出る歌もありました。ネット上では「これじゃないと感じたアニメのOP」が、話題にあがっています。
まず名前があがっていたのが、『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』の初代OP「そばかす」。「そばかす」といえばJUDY AND MARYのヒット曲で、申し分のない名曲ですが、「雰囲気が明るすぎる」などの声が……。
そもそも、『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』は、主人公の緋村剣心が「殺さず」の誓いを守りながら生き抜いていく物語です。特にOPのサビでは戦闘シーンが描かれており、ファンからは「『想い出はいつもキレイだけど』と歌っている時に、攻撃されててシュール」「バトルに合う激しい曲が良かったな」という意見があいついでいました。
また現在「The Final Season」が放送されて注目を集めている「進撃の巨人」シリーズでも、合わないと言われたOPが存在しました。「Season3 Part.1」のOP「Red Swan」は、「YOSHIKI feat. HYDE」と、有名アーティストのタッグによる曲ですが、ファンからはさまざまな意見が出ています。
というのも「Red Swan」は、これまでOPを飾った「紅蓮の弓矢」や「自由の翼」に比べると全体的に穏やかな雰囲気のナンバー。ネット上では「原作の印象より爽やかさが強い」「いい曲だけど青春アニメの曲に聞こえる」など、疾走感のある歌を望んでいた人も多いようです。
ほかにも「『ONE PIECE』の「風をさがして」は普段だったらいいけど、シリアス展開の時に使うのは微妙だった」「『GUNDAM SEED DESTINY』は「Wings of Words」がバラード調で馴染めなかったな」といった声があがっていました。
(マグミクス編集部)