マグミクス | manga * anime * game

『ジョジョ』のスタンドは強いのに惨めな負け方をしたキャラ たった2話で敗退も…

能力の特性を突かれてあっさり敗北したDIOの息子

●「サーフィス」の間田敏和

 第4部に登場した仗助たちと同じぶどうヶ丘高校の生徒・間田敏和のスタンド「サーフィス」は、本体の性格の悪さが反映された凶悪な能力を持っていました。このスタンドは等身大の絵画用人形に取りつき、標的が人形に触れると発動して、人形がその人物そっくりになってしまうのです。指紋・声紋から性格的特徴まで同じになるだけでなく、標的を視認できる範囲でその人形を間田が操ると、相手は人形側と同じ動きしかできなくなってしまいます。

 間田はそんな能力を使って自分と口論になった友達の目玉をえぐったり、好きな子を人形でコピーしたり(しかしもともと好かれていなかったので操れず)と、卑劣な行為を繰り返していました。そして、仗助のコピー人形を作り出すことに成功した間田は、ニセ仗助を使って能力者を探る承太郎を町から排除しようとします。

「サーフィス」の能力はハマると厄介で、仗助は操られて承太郎を殺す寸前まで追い詰められてしまいますが……。間田はその前に、ニセ仗助を使ってチンピラたちを暴行していました。そして、その後に仗助が彼らを治療していたせいで、間田はあと一歩のところでチンピラたちに見つかって袋叩きにされてしまいます。自分の性格の悪さが、自分の首を絞めたのです。

 仗助に人形を壊され、悪事ができなくなった間田は、その後は康一の友達(自称)になり、一緒に岸部露伴の家にも行きます。しかし、「ヘブンズ・ドアー」で個人情報を読まれた挙句、露伴からは「最低な奴」「読者に好かれるはずがない」と切り捨てられるという、あんまりな扱いを受けました。

●「ボヘミアン・ラプソディー」のウンガロ

 第6部に登場したDIOの息子・ウンガロは、惨めすぎる人生を送り、麻薬中毒者にまでなっていましたが、プッチ神父との出会いでスタンド能力に目覚めます。彼のスタンド「ボヘミアン・ラプソディー」は、空想の世界のキャラクターを現実化させ、そのキャラに心ひかれた者の精神を肉体から分離させて物語と同じ結末に向かわせてしまうという恐ろしい能力。しかも、射程範囲は「全世界」であり、徐倫たちも大苦戦し、世界中が大パニックとなりました。

 世の中を恨むウンガロは、自分は飛行機で空に逃げ、徹底的に世界を破壊するつもりでしたが、能力の特性に気づいたウェザー・リポートがその弱点を見事に突きます。「創作されたキャラであれば、即席のものでも現実化してしまう」という能力のため、ウェザーはゴッホの肖像画を脅して「プット・バック・マン」という「全てのキャラクターをもとの状態に戻すヒーロー」を作り出し、あっという間に事態を収束させてしまったのです。

 ニュースを聞いていたウンガロは、すぐに自分の能力がもう使えないことを悟り、希望を奪われてあっという間に廃人化してしまいました。もし、ウンガロがもう少し早くこのスタンドに目覚めていれば、その弱点にも気づいて対策が打てたかもしれません。一度も主人公たちと相対することなく負けた、珍しいキャラです。

(マグミクス編集部)

1 2 3

マグミクス編集部関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

マンガ最新記事

マンガの記事をもっと見る