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マンガキャラが見せた、驚愕の「死んだふり」3選 「地上最強」の男も困惑…?

バトルマンガのなかには、現実ではありえない方法で「死んだふり」をすることもあります。今回は、読者を驚かせたマンガキャラの偽装死を振り返ります。

中国武術最高峰による究極の「死んだふり」

上弦の鬼との戦いで、死んだふりをして勝機を呼び寄せた宇髄天元が表紙の『鬼滅の刃』9巻(集英社)
上弦の鬼との戦いで、死んだふりをして勝機を呼び寄せた宇髄天元が表紙の『鬼滅の刃』9巻(集英社)

 血なまぐさい戦いが展開されるバトルマンガでは、キャラが死亡する展開が描かれることもありますが、なかには登場人物たちも読者も驚くような、とんでもない「死んだふり」をするキャラもいます。

 最近TVアニメも放送された『鬼滅の刃』の「遊郭編」では、上弦の陸・妓夫太郎(ぎゅうたろう)との戦いのなか、音柱・宇髄天元(うずい・てんげん)がその圧倒的な筋肉を駆使して「無理やり心臓を止める」という「死んだふり」をして見せました。窮地に陥りながらも、とっさに敵を欺(あざむ)く判断力・精神力に感心した人も多かったのではないでしょうか。

 今回は、驚きの「死んだふり」をやってのけたマンガのキャラを紹介します。

●『バキ』範馬勇次郎を相手に見せた、郭海皇の死んだふり

 人気格闘マンガ「刃牙」シリーズの2部『バキ』では、烈海王の師匠である郭海皇が、究極ともいえる「死んだふり」をして見せました。郭海皇は御年146歳で、見た目はヒョロヒョロシワシワ、普段は車いすに乗っています。しかし、どんな「力」をも無効化する「消力(シャオリー)」をはじめ、「究極の理合」を身に着けた中国武術界の現役の頂点です。その強さは作中屈指であり、中国大擂台賽(だいらいたいさい)では、「地上最強生物」と言われている範馬勇次郎とも渡り合って、彼に本気の「鬼の顔」を出させるまでに至ります。

 ただ、勇次郎の強さは140年間武を磨き続けた男をも上回り、最後にとどめとばかりに勇次郎の全力の拳が郭海皇の顔面に向かうのですが……。勇次郎は寸前で拳を止めると、「バッ…バカかてめェェッ」と絶叫。なんと郭海皇は、戦闘中に立ったまま「老衰」で死亡していました。さすがの最強生物も「これは…勝利なのか?」と自問するほど、モヤモヤさせられます。

 しかし、試合直後、郭海皇はしれっと起き上がり「武術の勝ち」とほくそ笑むのでした。そして、彼は弟子や息子たちに「怠ることなく身を守る術を磨いてきた」「完成じゃ」「死に勝る護身なし!!!」と誇って見せます。真っ向勝負でも文句なしの強さを見せた上で、「武とは 技とはズルきもの」とさらりと言い切る郭海皇。「死」まで「技」の内にある、とんでもない「達人」です。最強・勇次郎相手に五体満足で生存し、なおかつ「死んだふり」で完全に出し抜いたのですから、これは「勝ち」と言ってもいいのではないでしょうか。

【画像】自分の「死」をも敵を倒す武器にする不屈のキャラたち(4枚)

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