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【漫画】近未来の居酒屋で、ワケアリな客に女将は? SF人情物語に「好き」「あったかい」

ここは荒廃した近未来の世界。歓楽街の片隅にある居酒屋では、今日も女店主がさまざまな客を迎えていました。店を訪れたチンピラにからまれた店主は、客のひとりに助けられますが……? 漫画家・丸岡九蔵さんのマンガの独特な世界観に、読者から大きな反響が集まっています。

居酒屋を舞台に、さまざまな騒動が巻き起こる! 結末にほっこり

歓楽街の片隅にある居酒屋はいつもにぎわう (C)丸岡九蔵(秋田書店)2022
歓楽街の片隅にある居酒屋はいつもにぎわう (C)丸岡九蔵(秋田書店)2022

「大戦」が終わって15年、ここは荒廃した近未来の世界。歓楽街の片隅にある居酒屋「春來荘(ハライソ)」では、今日も女店主・お春さんがさまざまな客を迎えていました。店を訪れたチンピラにからまれたお春さんは、客のひとりに助けられますが……?

 漫画家・丸岡九蔵さん(@mmmaruoka)による創作マンガ『近未来の居酒屋の話』がTwitterで公開されました。本作は「月刊ミステリーボニータ」で連載中の『酒処 春來荘日乗(さかどころハライソにちじょう)』の第1話。近未来の居酒屋を舞台としたSF人情物語です。

 近未来でありながら、どこか懐かしさがただよう独特な世界観に、読者から「好き」「面白い」「あったかい」「人情味があっていい話」「こういう飲み屋に毎日行きたい」などの声があがました。Twitter投稿は1万リツイート、5万いいねを超える話題作となっています。

 作者の丸岡九蔵さんに、お話を聞きました。

ーー丸岡九蔵さんの漫画家としてのデビューのきっかけを教えて下さい。

『陋巷酒家(うらまちさかば)』というマンガをTwitterなどSNSに投稿し、自主製作した単行本をコミティアなどの即売会イベントで頒布していました。本の売れ行きも上がり、認知度が徐々に増していったことで、秋田書店「月刊ミステリーボニータ」の編集さんの目に留まり、連載を依頼されました。商業誌の連載はこれが初めてです。

ーー『酒処 春來荘日乗』のお話はどのようにして生まれましたか?

 商業連載のきっかけとなった『陋巷酒家』の作風を生かしたまま自由に描いて良い、と編集さんから言われましたので、近未来SF世界の飲み屋を舞台として1話完結形式にしようと考えました。

 第1話はチンピラや銃、変な虫などを登場させ、やや荒廃した未来世界という舞台設定を読者に分かりやすく紹介しています。

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

 マンガ好きの方々に褒めていただけるのももちろんうれしいのですが、普段あまりマンガを読む習慣のない方々(お酒好きの人や、バーや飲み屋の経営者など)に読んでいただけているのもうれしいです。

単行本『酒処 春來荘日乗』が発売中 (C)丸岡九蔵(秋田書店)2022
単行本『酒処 春來荘日乗』が発売中 (C)丸岡九蔵(秋田書店)2022

ーー単行本『酒処 春來荘日乗』が発売中です。お話のあらすじや見どころなどをご紹介いただけますか?

 サイボーグや異常進化した生物などがはびこる未来世界、その歓楽街の片隅にある居酒屋「春來荘(ハライソ)」は、おかみのお春さんと従業員の梨江ちゃんが切り盛りしています。そこに毎夜訪れる個性的な客たちが巻き起こす騒動とは……。

 1話完結形式で全12話収録。人情話や奇妙な話など盛りだくさんのお得な1冊です。居酒屋ものとSFを両立させているのがほかにない長所だと思います。ぜひご一読ください!

ーー今後の創作活動について教えて下さい。

 自分のマンガは現在のはやりの作風ではないですが、内容の面白さには自信がありますので、より多くの方々に存在を認知され、作品を読んでいただけることを目標に、今後も精進していきます。

(マグミクス編集部)

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