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「大・東方Project展」東京で開催中 キャラも世界観も堪能、ファン必見の展示も…

2022年4月2日(土)から5月22日(日)にかけて、2002年に発売された「 東方project」第6弾作品『東方紅魔郷』の発売20周年を記念した「大・東方Project展」が開催中です。

『東方紅魔郷』20周年で開催、原作者のメッセージも

博麗神社をイメージした鳥居が来場者を迎える(以下すべて筆者撮影)
博麗神社をイメージした鳥居が来場者を迎える(以下すべて筆者撮影)

 2022年4月2日(土)から5月22日(日)にかけて、「東京アニメセンターin DNP PLAZA SHIBUYA」において、2002年に発売された「東方project」第6弾作品『東方紅魔郷』の発売20周年を記念した「大・東方Project展」が開催中です。この記事では、4月1日(金)に開催された関係者向け内覧会の内容をもとに、会場の様子をレポートします。

 4月1日の内覧会は、多くの関係者が詰めかけ、ごった返すほどの盛況ぶりでした。これも、1996年に発表された『東方靈異伝 ~ Highly Responsive to Prayers』から始まった「東方Project」が多くの人の心をとらえ、その後のシリーズ作品の展開に加えて膨大な量の二次作品が世に送り出され、現在活躍中の多くのクリエイターを生み出す原動力となったことを示していると言えるでしょう。

 そんな「東方」シリーズのなかでも、今年2022年は第6弾作品『東方紅魔郷~the Embodiment of Scarlet Devil.』の発売20周年にあたります。シリーズ初のWindows対応作品で、これ以前の作品と比較するとシステム・ビジュアルともに格段の進化を遂げており、広く「東方」シリーズが世に知られるきっかけとなった作品です。

 イベント会場脇には大型のスクリーンが設置されており、「東方」公認二次創作であるRPG『東方Lost World』の画像などが展開され、多くの人が見入っていました。会場入り口は博麗神社を模した鳥居となっており、まさに「東方」のイベントであることを感じさせてくれます。会場内に一歩足を踏み入れると、すぐ右には「神主」の愛称で知られる「東方Project」の原作者であるZUN氏の略歴が掲示されています。

 そのすぐ左にある、原作ゲーム作品の歴史を振り返る展示で、特に目を引いたのは第1作『東方靈異伝』のフロッピーディスク3枚組です。若いファンの方のなかには、フロッピー自体見るのが初めて……という方もいるのではないでしょうか。

 また、XRキャラガイドにはすでに「東方」の枠を飛び出し、動画の解説役として独自に巨大コンテンツとなったゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙が起用されていたことも印象的でした。

【画像】「大・東方Project展」圧巻の紅魔館ジオラマ(9枚)

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