意外とモテない? 『ガンダム』シャアの女性遍歴 恋人たちに求め続けたものは…
アニメ『機動戦士ガンダム』をはじめ、多くの作品に登場するシャア・アズナブル。頭脳明晰かつ容姿端麗で、男女問わず支持されているキャラクターです。彼は作中でも人気が高いようで、いつも女性の影が……。本稿では、そんな彼の女性遍歴を振り返っていきます。
稀代のプレイボーイが愛した女性とは…
シャアといえば、『機動戦士ガンダム』シリーズきってのプレイボーイ。ララァ・スンにはじまり、ハマーン・カーン、レコア・ロンド、ナナイ・ミゲル、クェス・パラヤなど多くの女性から好意を寄せられていました。一見モテるように見えるシャアですが、結果から見ると、女性の扱いはあまり上手くはないようです。
●シャアが唯一本気で愛した女性!? 『機動戦士ガンダム』ララァ・スン
シャアの女性遍歴を語るうえで外せないのが、『機動戦士ガンダム』や『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』などに登場したララァ。ミステリアスなニュータイプの女性で、シャアが唯一自分からアプローチをかけた人物です。
彼女に対するシャアのセリフで印象的だったのは、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のラストシーンに放った「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!」というもの。ちょっとゾワゾワっときますが、シャアが母性に飢えていることと同時に、ララァが母親のように全てを受け入れてくれる女性だったことがうかがえます。
このセリフだけ見ると大人の女性というイメージがあるララァですが、実際はシャアよりもかなり年下。それを踏まえると、シャアのセリフはなかなかにパンチがありますね。しかし、全てを受け入れるようなララァの性格が、彼の心をつかんだのかもしれません。