『聖闘士星矢』一輝と瞬、もし修行地を交換してなかったら…意外と問題なし？
ギリシャ神話の女神アテナに従い、地上を守る「聖闘士（セイント）」の活躍を描く少年マンガ『聖闘士星矢』。グラード財団に聖闘士になるよう命じられた、孤児の一輝。一輝は、弟の瞬がこの世の地獄・デスクイーン島に送られないよう、修行地交換を申し出ます。もし入れ替わらなかったらどうなったでしょうか。
聖闘士の修行は過酷な場所ばかり…
1986年に連載開始され、2022年の現在までに5000万部を超える大ヒットを記録した少年マンガ『聖闘士星矢』。ギリシャ神話を題材とした壮大な世界観や、星座をモチーフとした鎧「聖衣（クロス）」、人間の内に眠る小宇宙（コスモ）を爆発させて奇蹟を起こす戦闘描写などが人気を博して、世界的に話題となった人気作品です。
グラード財団の当主・城戸光政は、アテナとして転生した孫娘・沙織のために、自らの実子100人を孤児として扱い、過酷な聖闘士（セイント）の修行へと送り出します。
なかでも、デスクイーン島は「この世の地獄」と呼ばれる場所でした。「赤道直下、南太平洋に浮かぶこの島は、大地は熱く焼けただれ、一年中火の雨がふりそそぐ灼熱の地獄」で、ファイヤーマウンテンと呼ばれる活火山は、世界中で悪事を働く暗黒聖闘士が拠点として使っていたという、とんでもない島です。
心優しい弟の瞬が、そのデスクイーン島に送られると聞いた兄の一輝は、自分と修行地を交換するように申し出ます。結果、一輝がデスクイーン島に、瞬がアンドロメダ島（こちらも昼は50℃を超える灼熱地獄、夜はマイナス数十度の寒冷地という過酷な環境ですが……）に送られます。
もし、一輝が予定通りアンドロメダ島に向かっていたら、どうなっていたでしょうか。
