渡辺まことの記事一覧
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『北斗の拳』ケンシロウの破れた服、毎回復活の謎。原作検証で見えた意外な事実も
2020.02.071980年代に「週刊少年ジャンプ」で連載され、TVアニメとともに絶大な人気を誇った『北斗の拳』では、主人公・ケンシロウの怒りが爆発すると服が破けてしまう描写が印象的ですが、核戦争後という物資のない時代にもかかわらず、なぜか毎回戦いが終わると服は元通りに。原作マンガで「服破れ」のシーンを検証すると、さらなる謎も見えてきました。
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名言続出!『プロレススーパースター列伝』のブッチャーに学ぶ、“マネー”の大切さ
2020.01.311980年代当初に活躍していた実在プロレスラーを題材としたマンガ『プロレススーパースター列伝』のなかでも、人生の名言が次々と飛び出す伝説的エピソードが「地獄突きがいく! ザ・ブッチャー」編です。先行きの見えない時代にこそ読み取りたい、“マネー”の大切さとは?
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『美味しんぼ』海原雄山の「振る舞い」、料理のプロはどう見る? 現役シェフに聞く
2020.01.23マンガ界の「グルメブーム」を牽引した『美味しんぼ』。圧倒的な存在感のあるキャラクター・海原雄山は、物語の序盤、かなり横暴なキャラでした。海原雄山の「やらかし」について、レストランのシェフの意見は?
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「プレミア12」の盗塁王・周東選手に劣らぬ? 『巨人の星』を代表する俊足男とは
2019.11.292019年11月に開催され、日本代表「侍ジャパン」が優勝した「世界野球・WBSCプレミア12」では、「代走」の役割で大活躍した福岡ソフトバンクホークス・周東選手が印象的でした。野球マンガの名作『巨人の星』のなかでも、周東選手を彷彿させる、盗塁のスペシャリストがいました。
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ラグビーW杯開催の今こそ読みたい、漫画『1・2の三四郎』のラグビー愛
2019.10.092019年9月20日の開幕以来、日本代表チームの活躍でますます注目が高まるラグビーW杯ですが、スポーツマンガが花開いた昭和時代のマンガにも、ラグビーを描いたマンガ作品がありました。
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「美と醜悪」は紙一重? 楳図かずお作品の美少女たちに重なる「ヘビ」のイメージとは
2019.09.27ホラーマンガの巨匠、楳図かずお作品の美少女キャラクターを網羅した『楳図かずお・美少女コレクション』が2019年8月に刊行されました。人間のもつ闇の部分と関わりつつも、読者を引きつけてやまない「美少女」たちは、美醜両面のイメージを持たれる「蛇」を連想させます。
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漫画『タイガーマスク』に登場した実在レスラー リアルとファンタジーの巧みな融合?
2019.09.18「昭和の劇画王」として数々の名作を残したマンガ原作者、梶原一騎氏の代表作とされる『タイガーマスク』には、当時実在したプロレスラーが多数登場して活躍していました。現実とフィクションを融合させたストーリーと描写は、その強烈な印象とともに多くのファンに記憶されています。
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「防災週間」に読みたい漫画、『漂流教室』と『サバイバル』が教えてくれる教訓とは?
2019.09.06日本は近年でも地震や豪雨などさまざまな災害があいついでいます。9月1日の「防災の日」を中心に実施されている「防災週間」の機会に目を向けたいマンガ作品が、楳図かずお先生の『漂流教室』と、さいとうたかを先生の『サバイバル』です。
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『たけしの挑戦状』まさかの舞台化! バブルの徒花、「タレントゲーム」の伝説とは
2019.08.311980~90年代にかけて、芸能人をタイトルに掲げた「タレントゲーム」が数多く作られました。なかでも伝説として語り継がれているのが『たけしの挑戦状』です。2020年に舞台化されることが発表され、いま再び注目が集まるタレントゲームについて解説します。
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【あしたのジョー】梶原一騎作品のヒーローたちが「燃え尽きて終わる」のはなぜ?
2019.08.15己の生き方をまっとうする男たちを鮮烈に描いたマンガ『巨人の星』『あしたのジョー』『タイガーマスク』は、連載された1960年代から50年以上を経た現在も多くのファンに愛されていますが、いずれの作品も最後は主人公が「燃え尽きて」終わっています。原作者・梶原一騎氏の生き様と、彼自身が生きた時代がその背景にありました。