「好きなゲーム機」ランキングTOP5 セガハードが今になって再評価?
いよいよベスト3を発表、なんと第1位は名機が並び立つ!
●第3位「Nintendo Switch」
ここまでクラシカルなゲーム機が占めていましたが、第3位に飛び込んだのは現行の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」。こうしたランキングでは、思い出が強い原動力になる傾向もあるため、懐かしい対象に人気が集まりがちです。しかし、当時のユーザーが思い出深いゲーム機に愛着を持つように、今の世代の人たちが「Nintendo Switch」で思い出を作り、その熱意が今回の数字に現れたのかもしれません。
「Nintendo Switch」は据え置き機でありながら、持ち運んで遊ぶ携帯性も持ち合わせており、そのフットワークの良さも支持を集めた理由のひとつ。単純な処理性能では、同世代のゲーム機に譲る一面もありますが、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や『あつまれ どうぶつの森』、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』といった名作たちの存在が、そうしたハンデを感じさせません。
【回答者コメント】
・据え置きよりも持ち運びが出来るハードが好きです。
・今まさに現役で楽しんでいます。
・据え置き、携帯機の両用が出来る上に、任天堂ソフトを筆頭にサードパーティやインディーズまで幅広くソフトが揃っているSwitchはゲーム機の完成形のひとつだと思います。
●第1位「ファミリーコンピュータ/ディスクシステム」「スーパーファミコン」
愛される家庭用ゲーム機の傾向に迫った今回の人気ランキングは、栄えある第1位を二分するほどの激戦となりました。その名誉を分けあった1台目は、日本に家庭用ゲーム機の一大ブームを巻き起こした「ファミリーコンピュータ/ディスクシステム」。その活躍がなければ、今日のゲーム市場は形を大きく変えていたかもしれません。
ブームに火をつけた立役者とも言われている『スーパーマリオブラザーズ』や、ディスクシステムから始まった『ゼルダの伝説』に『メトロイド』、RPGブームを盛り上げた『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』……今も輝くシリーズ作の原点は、ファミコンに端を発しています。
【回答者コメント】
・家庭用ゲーム機の時代はここから始まった。
・ファミコンが登場しなければ日本と、世界のゲームは生まれなかったし、マリオもドラクエも生まれなかった。
・1987年のクリスマスプレゼントにサンタさんに貰った最高のプレゼントがファミコンでした。
そしてファミコンと並んだもうひとつの第1位は、「スーパーファミコン」。任天堂の最初の黄金期を築いた礎と、その人気を受け継いでさらに飛躍させた名機が、共に並び立つ結果となりました。『スーパーマリオワールド』や『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』など、名シリーズをさらにパワーアップさせた最新作に多くの方が当時心を躍らせます。
また、シリーズの人気に火をつけた『ファイアーエムブレム 紋章の謎』や、レースゲームの代表格となった名シリーズの原点『スーパーマリオカート』の登場など、再評価や新登場のきっかけにもなりました。『ドラクエ』『FF』のシリーズ作も順調に登場し、さらに両シリーズのクリエイターが集結した奇跡のRPG『クロノ・トリガー』も、忘れられない1作です。
【回答者コメント】
・マリオRPGやカービィなど子供時代に一番遊んだハード機です。
・名作をたくさん遊んだ。
・ゲームに一番夢中になっていた時期にプレイしていたハードだからというのもあるけれど、今でも「思い出に残るゲーム」で頭に浮かぶゲームの大半がSFCソフトだから、理屈とか関係なく好きなんだと思います。
時代が変わればゲーム機も変わる。ですが、どの時代においても、そこから楽しい思い出が生まれる構図は変わりません。世代によって好きなゲーム機が違うのは当然ですが、だからこそ好きなものの好きなところを熱く語り、また相手の「好き」に耳を傾けたいものです。
※本アンケート企画は、アニメ・マンガ・ゲームファンにおける意識調査の一環として実施しました。優劣や良し悪しを判断する意図はございません。読者の皆さんにとっての新たな作品の出会いの一助になりますと幸いです。
(臥待)