【漫画】新入りとイチャつく飼い主 自分のことも構ってと嫉妬する古参の鳥の正体が「泣ける」
飼い主のもとへ帰ってきた鳥。そこには見知らぬ新参者の鳥と仲良く遊ぶ飼い主の姿が! 自分のことに気づかないほど新入りに夢中な様子の飼い主に、悲しい気持ちに浸っていると……。鳥野ニーナさんの創作マンガが大きな反響を呼んでいます。
鳥はもちろんペットを愛する全ての人の心に響く物語

鳥のチロが飼い主のいる部屋に帰ってくると、そこには別の見知らぬ鳥がいました。飼い主はチロに構わず、その新入りの鳥とイチャイチャしています。飼い主のことが大好きなチロの心は嫉妬でいっぱい。「あの子がいるからもうチロのことは忘れちゃった?」と寂しい気持ちでしたが……。
鳥野ニーナさん(@sinamomomomo)による創作マンガ『お盆のおかえり』がTwitterで再掲載されました。お盆の時期に合わせた投稿で、物語もお盆ならではの結末が待ち受けています。かわいらしい絵柄も相まって、読後はじんわりと温かな気持ちに包まれる作品です。
鳥野ニーナさんは、鳥を愛し、実際に鳥と一緒に暮らし、鳥をモチーフとした数々の作品を描いているイラストレーター。KADOKAWAの「ウォーカープラス」では、森下小鳥病院の院長の寄崎まりをさんとタッグを組み、小鳥を飼いたい人や飼い始めたばかりの人が知っておくべき知識と注意点を伝える『トリ扱い説明書』というマンガを連載中です。
『お盆のおかえり』には、「何度見ても泣いてしまいます」「小さい頃飼っていたセキセイとハムスターを思い出して泣いてしまいました」「素敵なお話ありがとうございます」などの感想が寄せられました。Twitter投稿には2500件を超えるいいねが集まっています。
作者の鳥野ニーナさんに、お話を聞きました。

ーー『お盆のおかえり』は、どのように生まれた作品でしょうか?
お空にのぼった鳥さんたちが人間と同じようにお盆に帰ってきてくれるといいなと思い、作品を描こうと思いました。
ーー切ないお話ですが、読後は温かな気持ちになります。制作の際に、特に力を入れたポイントや、気を配ったことなどはありますか?
目に見えなくなっても、新しい子をお迎えしても、亡くなった鳥さんへの愛情は変わりません。「空にのぼったあの子も同じ気持ちでいてくれるかな、そうだといいな」と思いつつ、全体的にほのぼのと、読んだ後に温かい気持ちになれるよう気をつけて描きました。
ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、お聞かせ下さい。
「旅立ったうちの子を思い出しました」「温かい気持ちになりました」「今いる子も長生きしていつまでもそばにいてほしい」と、鳥さん愛にあふれる感想をいただきうれしかったです。
●鳥野ニーナさん 前回のインタビュー
(マグミクス編集部)