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『この世界の片隅に』原作者の最新作 19年5月、大英博物館に展示「歴史とマンガ」の結びつきを評価

1月の発表後、現在7刷に

『ギガタウン 漫符図譜』は、「日本最古のマンガ」と称される絵巻物「鳥獣戯画」を、こうのさんが独自にアレンジして現代によみがえらせた作品で、「鳥獣戯画」に出てくるウサギや猿、カエルなどの日常が、ユーモアたっぷりに描かれています。

『ギガタウン 漫符図譜』のイラスト(画像:朝日新聞出版)
『ギガタウン 漫符図譜』のイラスト(画像:朝日新聞出版)

 タイトルの中の「漫符」とは、マンガ特有の記号表現のことで、汗の水滴やハート、ひらめいたときの電球などのことです。本作ではそれら漫符のひとつずつに解説を付け、図譜(図鑑)タイプに編集しています。

 版元の朝日新聞出版によると、1月の発表後、版を重ねており現在7刷。「これをきっかけに、イギリス、そして世界中の方々が『ギガタウン 漫符図譜』のことをほんの少しでも知っていただけたら」と話しています。

 こうのさん本人も今回の決定に「大英博物館は、あこがれの作家さんたちと作品を並べていただくことになり、緊張しています。楽しみです!!」とのコメントを寄せています。

「このマンガがすごい!2019」で第7位にも

 また、『ギガタウン 漫符図譜』は12月11日発売の漫画紹介ムック「このマンガがすごい!2019」(宝島社)の「オンナ編」で第7位にランクイン。

「このマンガがすごい!2019」の表紙(画像:宝島社)
「このマンガがすごい!2019」の表紙(画像:宝島社)

 この結果について、こうのさんは「鳥獣戯画というモチーフはあるものの、テーマはない、というかテーマは『マンガそのもの』なので、マンガの技術、腕前を認めていただけた気がしてとてもうれしく感じています」と述べています。

(マグミクス編集部)

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