マグミクス | manga * anime * game

マンガ大好き・池田エライザ! でも「びんぼっちゃま」認定のワケ 電子コミック大賞で

『メイドインアビス』にも夢中で、『度し難い』連発

「師匠」と呼ぶからに、その影響を受けやすいそうで、服装や口調などにまず現れるそう。そんな池田さんが最近影響を受けているのは、Vtuber(バーチャルユーチューバー)だといいます。

「大分マイナーなんですが、(Vtuberの)『のじゃロリ』が使う『○○なのじゃ』とかです。なんか頭の中が『のじゃのじゃ』してくるんです。イタい子なんですよ、ごめんなさい。マネージャーが心配するので、普段は口に出さないですけれども、ひとりの時に、頭の中で『水飲むのじゃ』とか言いながら、家の中をうろうろしています」

大賞を受賞した『LV999の村人』の作家たち。左2番目から、岩元健一さん、星月子猫さん、ふーみさん(マグミクス編集部撮影)
大賞を受賞した『LV999の村人』の作家たち。左2番目から、岩元健一さん、星月子猫さん、ふーみさん(マグミクス編集部撮影)

 そのほかにも、『メイドインアビス』(竹書房/つくしあきひと)に登場するレグのセリフ『度し難い(どしがたい)』にハマっているという池田さん。

「どうしようもない時とか。それをちょこちょこ使ってます。『ああ、度し難い、度し難い』って。調べたらちゃんとした言葉らしいんですけど。物語にも『度し難い』がいろいろ絡んでくるんですよ」

 当然、なりたいマンガのキャラクターもたくさん。日によって変わるそうです。ちなみに、今なりたいのは、エライザスマイルなどで「自撮りの神」と呼ばれる池田さんにしては、ややワイルドな感じ。『鉄コン筋クリート』や『ピンポン』で知られるあの漫画家の作品に登場するキャラだとか。

「松本大洋さんのマンガに出てくるガキンチョになりたいんです。鼻水垂らして『わぁ~』って感じで。それか、イケメンキャラになって女の子をたぶらかしたい(笑)」

 ということは、もし池田さんが漫画家となって作品を描くとしたら、そんなキャラを主人公にしたエンターテインメント作品になるのでしょうか。

「エンタメは書けないと思います。ちょっと暗い話になるかもしれませんが、10代の一番中途半端な、気持ちが何も決まっていない時の話とかになるかな。(昔)小説家になりたくて、そういう小説をいっぱい書いていたんで、マンガもそうなるのかな。あとパラレルワールド(異世界)系とかも楽しそう。想像でいろいろ書いてみたいですね」

原作のファンブックも読み込む

 近年、マンガ原作の実写映画でも活躍する池田さん。演じてみたいマンガはアクション系ですが、残念ながら『東京喰種』にはお呼びがかからなかったんだそう。今後は大作アクションに出演できるよう「精進します」とのこと。

「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2019」に登壇した池田エライザさん(マグミクス編集部撮影)
「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2019」に登壇した池田エライザさん(マグミクス編集部撮影)

 ところで、原作のある実写映画に出演するときには、どのようなことに気を付けているのでしょうか。

「原作者の愛情だったり、キャラクターに込められた本質がどういったものなのか――そこから学ばせていただくのですが、それ以上に原作ファンが描く理想像を『私だったらどういうアプローチができるか』とか。でも全部真似だと意味がないので、自分なりにリスペクトを込めて、そのマンガを知ってた人も知らなかった人も楽しめるように、すごく細かく配慮するようにしています。

 脚本はもちろん、原作を読んで、アニメ化されていたら見て、ファンブックが出ていたらそれも読んだりとか。ファンの『原作の何が好きなのか』ということが知れるので。自分もほれ込みながらやるというか。(原作を読み過ぎて、違うキャラクターを演じたくなることも)こっそり(あります)。でも世の中のイメージもあるから、(自分に与えられたキャラクターに)従いますよ。でも、自分がその子(演じるキャラクター)をどう思ったのかはそれぞれだと思うので、結局、『私なり』になっちゃうのかな」

 ちなみに、池田さんにとって電子コミックの良いところとは何でしょうか。「うーん」と考えながらひと言。

「移動時間に読めるのと、(撮影)現場で何を読んでいるのかバレない。覗かれたら終わりですけど(笑)。あとは家が散らからない。(でも、漫画家を)リスペクトし過ぎて全巻買うこともあって、散らかることもあります。(本が欲しいと思うことが)あるんですよ、(漫画家に)貢献したくて」

1 2 3