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【漫画】幼少期のあだ名が、今思うと「ひどくない!?」愛されていただけに笑えるオチ!

大人になってふと思い出した、幼少期のこと。実家が下町でお店をやっていたという作者が、お店の常連さんに呼ばれていたあだ名とは……。Instagramで公開されたマンガが、「かわいがられていたことが分かる!」と話題になっています。作者のへー子さんにお話を聞きました。

下町で近所の人たちに愛されていた幼少期だったが?

マンガ「愛おしいけどヒドイあだ名」のカット(へー子さん提供)
マンガ「愛おしいけどヒドイあだ名」のカット(へー子さん提供)

 幼少期に呼ばれていた愛称のことを描いたマンガ「愛おしいけどヒドイあだ名」が、Instagramで820以上のいいねを集め話題となっています。実家が下町のお店で、幼い頃から常連のお客さんたちにかわいがられていた作者。そのときに呼ばれていたあだ名のことを、ある日ふと思い出して……という内容で、「本人が気に入っていたのなら、かわいい愛称」「私も同じようなあだ名でしたが、気に入っていました」などの声があがっています。

 このマンガを描いたのは、主婦でふたりの子供を持つ母親でもある、へー子さんです。日常の出来事をマンガにして、Instagramやブログ「へー子の漫画日和」で発表しています。へー子さんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

 就寝時にぼーっとしていたら、ふと昔の記憶がよみがえったのがきっかけです。長女が、いろいろなあだ名をつけるのにハマっていた時期でした。

ーー「すごいあだ名だったな」と、気付いたときの心境を教えて下さい。

 仲がよかったおっちゃんだったので、昔を振り返っても、私的には「面白いあだ名だったなあ」ぐらいでした。ほかの人が聞いたら、ひどい話かもしれませんが、私には大切な思い出になっていますね。

ーー当時、あだ名に対して何も疑問には思わなかったのでしょうか?

 このあだ名で呼ぶのは、お店に出入りするおじいちゃん・おばあちゃんばかりでした。特に太っていたわけではないんですが、「ばっちゃん、じっちゃんが覚えやすいならいいや」ぐらいで、深く考えていませんでした。両親はあだ名で呼ばれる私を見ても「みんなにかわいがられてるな~」ぐらいに感じていたと思います。

ーーいつまで、このあだ名で呼ばれていたのでしょうか?

 これは小学校低学年までですかね。思春期に突入してからはさすがに、じっちゃんばっちゃんも気を遣ってか、「へー子ちゃん」と呼ぶようになりました。私からは一度も、「デブ子って呼ばないで」とは言ったことはないです。みんな優しい人たちでした。

ーー「今思うと、ひどいな」というあだ名の子は、ほかにもいましたか?

 いませんでした、私だけでしたね。かわいがられていたんでしょうね(笑)。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?

 皆さん、マンガの内容をくみ取っていただき、温かく受け取ってくださいました。「ひどすぎる!」などと言われるかなあ……と思ったんですが、そんなことはありませんでした。あだ名をつけてくれたおっちゃんも亡くなってしまったので、こういった形で残せてよかったです。私にとってはいい思い出です。

(マグミクス編集部)

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