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「ポケモン老害」と言われないために…最新作『SV』の「けしからん」要素を心得る

すでにゲーム『ポケモン』を卒業したはずの大人たちも巻き込み、世界的なムーブメントを巻き起こしている『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』。「久々にポケモンを買ってみたらハマった」人たちが当惑する場面も……「ポケモン老害」と言われないため、最近の『ポケモン』事情を確認します。

最新作『SV』をプレイして「老害ムーブ」を起こさないためには?

世界的ヒット!『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』 (C)2023 Pokemon. (C)1995-2023 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
世界的ヒット!『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』 (C)2023 Pokemon. (C)1995-2023 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.

 今や世界的なムーブメントを巻き起こしている『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』。売り上げは記事配信時点で累計477.6万本以上(国内)。発売以降3か月連続で首位をキープしています。さて、この『SV』熱狂はすでにポケモンを「卒業」したはずの大人たちをも巻き込み「久々にポケモンを買ってみたらハマった」という声が多いのも特徴です。

 一方、1996年に発売された初代『赤・緑』の頃と近年の『ポケモン』では操作性からグラフィック、ゲームシステムの根本からして違っています。まして今回の『SV』ではシリーズとしては初のオープンワールドということで、まるで勝手が違います。

 なかには「最近のポケモン」の変化に戸惑う声も見受けられます。もちろん、それは無理からぬことではありますが、油断していると「最近のポケモンはけしからん」なんて老害ムーブを発動しかねません。そうならないためにも、改めて「最近のポケモン」がどうなっているのか、はたまたどうとらえれば良いのか、一緒に心得て参りましよう。

※この記事における「老害」という語は特定の年齢層を揶揄(やゆ)するものでなく、新しい『ポケモン』を受け入れず、むやみに否定する姿勢という意味で使用しています。

 まずオールドファンを驚かせたのが、ポケモンが草むらから飛び出してくるのでなく、目視可能な状態で闊歩(かっぽ)していること。いわゆるシンボルエンカウント制が本作でも採用されています。半ば自分の意思でポケモンとバトルを開始するので、「野生のポケモンが飛び出してきた」感は薄まります。が、それ以上にポケモンたちがどのように暮らしているのかがよく分かり、この世界への没入感が段違いです。これに関してはむしろ喜びの方が大きく、老害ムーブをかます隙などないでしょう。

【画像】古参が驚く『SV』登場ポケモンを見る(4枚)

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