往年の『キン肉マン』ファンが感銘を受けた最高の言葉「道徳の授業で取り上げて」
『キン肉マン』に登場するキン肉アタルは、主人公・キン肉スグルの兄です。実は主人公のキン肉マン以上に人気があると言っても過言ではないアタルは、読者の心に響く名言を残したことでも知られています。ファンの間で語り継がれている「キン肉王家3つの心得」について紹介します。
キン肉マンの兄が残した「心に刺さる」名言とは?

ゆでたまご氏の傑作『キン肉マン』は、アニメの新シリーズの制作が2023年春に発表され、今も多くのファンに愛され続けている作品です。2019年には『週刊プレイボーイ』(集英社)の表紙を飾ったほどの人気ぶりで、主人公・キン肉マンと、彼の兄であるキン肉アタルが並んだ表紙を覚えている人もいるのではないでしょうか。
さまざまな人気超人をさしおいて、キン肉アタルが表紙に抜擢(ばってき)されたのは、ファンから圧倒的な支持を得ている証でもあります。
とくにキン肉アタルが作中で発した言葉は、多くの読者の心にも刺さったはずです。そこで本記事では、キン肉アタルが残した印象的な名言「キン肉王家3つの心得」について振り返ります。
キン肉アタルが登場するのは、コミックス24巻からスタートする「キン肉星王位争奪編」からです。同シリーズでは、キン肉マンと運命の五王子と呼ばれる超人たちが、キン肉星の王位を争います。キン肉マンの兄であるキン肉アタルは、運命の五王子のひとりであるキン肉マンソルジャーになりすまし、この戦いに身を投じました。
ソルジャーとなったキン肉アタルは、準決勝でスーパーフェニックスチームと死闘を繰り広げます。しかし、スーパーフェニックスチームが、アタルのことが書かれた超人予言書を燃やしたことにより、アタルの存在はこの世から消え去ろうとしていました。
もはや助からないと確信したキン肉アタルは、弟・スグルのためにキン肉族に伝わる三大奥義のひとつ「マッスル・スパーク」を披露し、さらに家訓とも言える「キン肉王家3つの心得」を伝授しました。
心得その1の言葉は、「正義超人界の平和維持の道に近道はない! おだやかな道とイバラの道の二通りの道があるとすればイバラの道を進め!!」です。
大きな目標を達成するために、あえて過酷な道を選ぶという厳しい心得でもあります。筆者は仕事で心が折れそうなとき、この言葉に励まされました。
続いて心得その2は、「いかなる戦争においても自分のために戦うな! 人びとのために戦え!!」というものです。「戦争」の部分は、自分が立ち向かうべき困難に置き換えるとわかりやすいかもしれません。
くじけて何かを諦めそうになったときに、家族や仲間の顔を思い浮かべると、もうひと踏ん張りできたという経験があるのではないでしょうか。このアタルの言葉には、人としてどうあるべきかという人生の教訓を伝えてくれた気がします。
そして最後の心得その3は、「正義超人から友情を除くということは、この世から太陽を除くことと同じ…そんな暗黒の世に超人界を絶対にしてはならぬ!!」です。
他人とのつながりが希薄になったと言われる昨今、このアタルの言葉を聞くと胸が熱くなるのは筆者だけではないと思います。友情の大切さを、今一度気づかせてくれるメッセージでした。


