「マガジンエッジ」休刊で『シャーマンキング』はどうなる? 担当編集者が語る、ファン「期待必至」の衝撃展開とは
『SUPER STAR』だけで終わらない、「次」がある?

Y田 皆さん気にされている「F.O.M(フラワー・オブ・メイズ)」はいつ始まるのか? 『SUPER STAR』の次のシリーズ「SKY」で始まります。それが控えているのですから、『SUPER STAR』がここで終わるわけがありません。
――まさかとは思いましたが、そのお話がここで飛び出すとは……。しても大丈夫なんですね? 私も関係者のひとりですし、武井先生ロングインタビューの際にも話題が出たので当然知っているのですが、皆さんに発表するのは初めてです。今ここで出しちゃってもいい……?
Y田 本当はもっと早く告知したかったんですが、雑誌の休刊発表が先になっちゃいました(苦笑)。『SHAMAN KING』コミックス35巻の描き下ろし「SHAMAN KING DAY AFTER MAIZE」の最終ページ……葉やマタムネ達が並んでいるところに「SEE YOU NEXT IN THE SKY」と書かれていますよね。その「SKY」という言葉が新章を意味しています。そして構想も具体的に固まっていて、早ければ今年中には始められるか? ……というところまで話が進んでいました。
ただ現時点では調整中になってしまいました。その理由は『SUPER STAR』で主人公の麻倉花が『SHAMAN KING』の次世代の主人公であり、新章で読者のみなさんに受け入れていただく準備がまだ足りない。今まさに主人公になるための試練が続く展開になっています。もう少し早めに終わるかもしれなかったんですが、今の盛り上がりをご覧いただければ、今年中に終わるとは……誰も思いませんよね?(笑) ですから、今はその時期を待っているんです。
正直、新章の告知や連載を「マガジンエッジ」でやれなかったことは残念ですが、こういう未来が具体的に待っているので、みなさんは安心して『SUPER STAR』を応援していただければと思います。
――ありがとうございます。今回、こんなところまで語っていただけるとはまったく思っていませんでした。ファンを安心させるどころか、それを通り越してとてつもない驚きをもたらしているのではないでしょうか。
Y田 私は、「自分は『SHAMAN KING』の最後の担当編集なんだ」と、勝手に思っています。私は先生の横にいて、先生の描く作品、シリーズをしっかり読者に届け、どれだけ先の話になるかはわからないけれども、いつか来る終わりの時まで頑張って盛り上がりを継続させることが役割だと思っています。
――熱い決意をありがとうございます! それでは最後に、今後の『SHAMAN KING』シリーズの展望についてお聞かせください。今年が25周年で、出雲での観光イベント「メラ旅 in 神々の国出雲」もあり、来年早々には『FLOWERS』のTVアニメが始まります。そして新章「SKY」の存在も今明かされました。それらを包括的に捉えて想いを語っていただければ!
Y田 まずは「メラ旅」のイベント告知の遅れ、グッズの品切れなど、ファンの皆様にご迷惑をおかけしたことを心よりお詫びします。「ゴーイング出雲」の原画展、前回の「メラ旅」、そして今回といろいろとご縁が広がり、規模が大きくなってきました。
出雲市の観光シーズンは9月中旬から10月いっぱいぐらいが「神在月」として最盛期を迎えるのですが、観光シーズンでない夏開催の「メラ旅」もかなり好評と聞いています。具体的な数字は言えませんが、出雲市の人口に対して、かなりの方が「メラ旅」で出雲に滞在してくださり、新たにコラボフードを申し出てくださっているお店もあるとか。まだまだ希望の域を出ませんが、関係各所が毎年開催したいという思いを抱くほどには嬉しい結果となっています。
――やはりそうですか! 私が現地を訪れたのは開催してすぐでしたが、既に多くのファンの姿がありました。毎年開催、いいですね! その希望が叶うことを心から願っています!
Y田 また、武井先生の描きおろしイラストをお預かりした、新たなイベントなども準備しておりますので、発表を楽しみにしていただければ幸いです。これからも様々な施策などで皆さんを楽しませていきたいと思っていますので、どうか期待していてください!
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ファンの皆さんの不安を払拭するという目的で急きょお願いしたインタビューでしたが、驚きの話題が飛び出しました。これを読んだ皆さんは、不安などどこかに吹っ飛んでしまったでしょうが、逆にそこまで語っていいのかY田さん!? という不安がよぎるかもしれませんね。
しかしそこまで覚悟して話してくださったこと……それは強い『SHAMAN KING』愛の表れに違いなく、これからのY田さんのご活躍、そしてもちろん『SHAMAN KING』シリーズの発展に、全力で期待したいと思いますし、筆者も微力ながら貢献し続けていきたいと思っています。
(タシロハヤト)




