完璧な作品「ではなかった」『ドラゴンズドグマ』 その続編に注目が集まるワケ
さまざまな魅力を持つ『ドラゴンズドグマ』の、見逃せない問題点とは?

『ドラゴンズドグマ』のプレイを振り返ると、前述したアクション性や「ポーン」などはもちろん、こっそり王妃に会いに行ったり、城下町を舞台に強敵と戦ったりと、ファンタジーモノとして痺れるシチュエーションの数々も蘇り、非常に思い出深い作品だったと改めて痛感するばかりです。
ですが、こうした数多くの魅力を持つ一方で、どうしても言及を避けられない残念な点もありました。それは、「オープンワールドなのに、あまり広くない」こと。未知への冒険に挑んだプレイヤーたちは、予想よりも狭かった世界に直面し、肩を落としました。
残念ながら『ドラゴンズドグマ』の世界は、広大と呼ぶにはやや語弊があります。無論、相応の広さはありますが、人が住む居住区は数えるほどで、大規模なのはお城と城下町程度。そのため、世界そのものは魅力的でも広がりはあまり感じられず、『The Elder Scrolls V: Skyrim』といった歴代の作品と比べると物足りないのも事実です。
オープンワールドとは思えないほどの「アクション性」を持ち、オープンワールドなのに「あまり広くない」。どちらも併せ持ってしまったのが、『ドラゴンズドグマ』というゲームでした。
●惜しい点があったからこそ、続編への期待が高まる!
『ドラゴンズドグマ』を手に取ったほとんどのプレイヤーが、オープンワールドの広がりにも期待したはず。そして、冒険心が燃焼しきれずにエンディングを迎えました。
ですが、その弱点だけが評価の主軸になったわけではありません。むしろ、「あとは世界の広さだけがあれば……」という惜しさを、多くのプレイヤーが共有しました。だからこそ、完璧なゲームとして勧めることはできずとも、次回作への期待は逆に高まり、『ドラゴンズドグマ 2』に対する関心の大きさに繋がったのです。
ちなみに『ドラゴンズドグマ』は、オリジナル版だけでも130万本を販売し、追加要素を加えた『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』は累計で540万本を売り上げました。これだけのプレイヤーが支持したゲームが、「広がりの物足りなさ」という弱点を乗り越えたらどんなゲームになるのか。『ドラゴンズドグマ 2』に期待が集まるのも当然と言えるでしょう。
現段階ですでに、その広さは4倍相当とも報じられている『ドラゴンズドグマ 2』。前作を遊んだプレイヤーが夢見た「完璧な『ドラゴンズドグマ』」が訪れるのか。その期待に応える最新作は、PlayStation 5/Xbox Series X|S/Steam向けに2024年3月22日発売予定です。期待高まる新たな冒険を、どうぞお見逃しなく!
(臥待)





