【漫画】午前0時、お疲れ男性はパン屋さんで幸せな時間 しかし翌日…読者の考察飛び交う!
午前0時。仕事が終わり帰路につく男性は、明かりの灯るパン屋さんを発見します。店内にはさまざまなパンが陳列されているうえ、たくさんのお客さんで賑わっていました。男性もパンを購入し、ひと時の食事を楽しみ帰宅します。翌朝、昨晩のことを思い出して店の前へ行ってみると……? 作者の526さんにお話を聞きました。
不思議なパン屋さんでの出来事は夢だった?

男性が仕事を終え、駅へ着いたのは午前0時。家へ帰る途中、深夜に明かりのついたパン屋さんを見つけます。さっそく入ってみると、おいしそうにパンを食べるお客さんがたくさんいます。自分もお腹が減っていることに気付き、商品を購入し食べることにしました。すると疲れていた顔が自然と笑顔になります。翌朝、お店のことが気になり向かってみると……?
526さん(@Kojiro337)による創作マンガ『午前0時のパン屋さん』がX(旧:Twitter)上で公開されました。いいね数は7.1万を超えており、読者からは「身も心も疲れた時は、こんなお店でほっこりしたいよね」「夜中でこんなに充実していたら毎日でも行く」「不思議なパン屋さん! ロマンを感じます!」などの声があがっています。
526さんは漫画家、イラストレーターとして活動しています。2023年3月には、商業デビュー作品集『世界でいちばん何でもない日』(パイ インターナショナル)が発売されました。
作者の526さんにお話を聞きました。
ーー今作『午前0時のパン屋さん』が生まれたきっかけや、理由を教えて下さい。
私はパンが好きなので、夜に焼きたてのパンが食べられるお店があったらうれしいなと思い描きました。温かいものが食べられるのは幸せなことだと思います。
ーー深夜にだけ営業しているパン屋さんという設定が斬新でした。今作を描くうえでこだわったポイントやお気に入りのシーンなどはありますか?
まずはパンをおいしそうに描きたくて、私の好きなパンばかり並べました。また、壁にかかった月の絵やカップに蝙蝠(コウモリ)のイラストなど、夜を連想させる要素を出すようにしました。「夜に温かいものを食べてもらうこと」を大事にしたパン屋さんが選んだ絵や装飾だと思っています。

ーー感想のコメントだけでなく、「キツネに化かされている?」「出現に限定条件があるのかな」など多くの考察も寄せられています。特に面白かった読者の意見や、うれしかった声などがありましたら教えて下さい。
「このお店に行ってみたい!」や「主人公のお兄さんの目の下のクマが最後なくなっている」など細かい点にも気付いていただけて、うれしかったです!
ーー526さんはイラストレーターでもあり、商業デビュー作品集『世界でいちばん何でもない日』(パイ インターナショナル)が2023年3月に発売されました。画集の発売が決まった際の気持ちや作品に込められた思いを教えて下さい。
初めての画集なのでとてもうれしかったです! これからも誰かの心のよりどころになるような作品を作っていきたいと改めて思いました。
ーー2023年にX(旧:Twitter)へ投稿された作品のなかで、526さんが印象に残っている作品はどれでしょうか?
11月から以前描いていた『はっぴ~オバケ』を再投稿しました。1日1枚描いているのですが、見ていただいた方に「かわいい!」や「毎日癒やされます」など感想をいただけてとてもうれしいです!
ーー2024年はどのような創作活動をする1年にしたいですか?
2024年は『はっぴ~オバケ』の投稿を1年続けたいです。みなさんのタイムラインに少しでも癒やしをお届けできるような投稿をしたいと思います。少しずつイベントへの参加も増やしていきたいです。
●526さん 過去のインタビュー
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(マグミクス編集部)