分かってても嬉しい!『キン肉マン』随一の蘇り超人ロビンマスクの「死亡→復活」集
死んだ超人が蘇ることで有名な人気マンガ『キン肉マン』で、何度も蘇った超人として名前があがるのがロビンマスクです。2024年にアニメ化される「完璧超人始祖編」よりも前のシリーズでは、どのような生死の場面が描かれていたのか見ていきます。
3度の死亡と1度の生死不明を乗り越えた超人

1979年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されていた人気マンガ『キン肉マン』(作:ゆでたまご)は、死んだはずの超人が蘇ることで有名で、なかには複数回、生還を果たしたを超人もいるほどです。特に、「復活」の代名詞ともいえるロビンマスクの死亡からの蘇りの流れを、旧シリーズから振り返ります。
ロビンマスクの死亡シーンとしてまず思い浮かぶのが、コミックス11巻「水中大決戦の巻」で描かれたアトランティス戦です。悪魔超人にバラバラにされてしまったミートくんを救い出すために、ロビンマスクは悪魔超人のひとりであるアトランティスと戦います。
戦いの最中、ロビンマスクは、ミートくんの右足の回収を優先してしまいました。その隙を見逃さなかったアトランティスから「アトランティスドライバー」を喰らい、ロビンマスクは死亡します。
しかし、ロビンマスクはコミックス13巻「ミート生還!!の巻」にて生き返ります。キン肉マンとの戦いに敗れ、悪魔の制裁を受けたバッファローマンが最後の力を振り絞って、ウルフマン、ロビンマスク、ウォーズマンの3人を生き返らせたのです。
1度生き返ったロビンマスクでしたが、またすぐに13巻「正義超人全滅…!?の巻」にて死亡します。悪魔六騎士によってパワーを奪われていたキン肉マン以外の正義超人たちは、カプセル状の生命維持装置に入って難を逃れていました。
ただその生命維持装置はキン肉マンの体調と連動しており、彼がダメージを受けるとヒビが入り割れてしまいます。そして。悪魔六騎士のひとりであるプラネットマンからキン肉マンが猛攻を受けた結果、ロビンマスクを含む正義超人は死亡してしまうのでした。
ただ、この際は、彼らはすぐに生き返ります。コミックス14巻「リサイクル・ゾーン!! の巻」でキン肉マンがプラネットマンを倒すと、ロビンマスクたちはプラネットマンからパワーを奪い取って生き返り、生命維持装置なしでも活動できるようになるのでした。
ちなみに、ロビンマスクは他にもコミックス5巻「ロビンの秘密の巻」にて、キン肉マンとの戦いの末に、グランド・キャニオンの峡谷に転落して死亡したかのようなシーンがあります。ただコミックス9巻「コピー超人…!?の巻」で、「実は奇跡的に助かっていた」ため、今回は死亡からの復活ではなく生死不明状態からの生還としてカウントします。