『FE』『オウガバトル』ファンならハマる? 新作『ユニコーンオーバーロード』がスーファミ世代に刺さるワケ
『伝説のオウガバトル』を思わせる戦闘パート!

前述したように本作のジャンルはシミュレーションRPGですが、敵と戦う戦闘パートはリアルタイムで進行するので「リアルタイムストラテジー」にも近い性質を持っています。
アレインたちは『FE』のように個々人で戦うのではなく、複数人からなる部隊を組んで出撃。専用のステージで行われるシミュレーションパートはリアルタイムで進行し、味方ユニットはプレイヤーが指定した場所に進軍。敵ユニットと遭遇するとバトルに突入し、指定しておいた作戦に応じてオートで戦います。スーパーファミコン全盛期を知っている人であれば、『伝説のオウガバトル』が思い浮かぶことでしょう。実際、プレイ感も近しいものがありました。
また、各地の街を帝国の圧政から解放して復興を遂げると、喜びの花火が上がりますが、この演出もマップクリア時に花火が上がる『オウガバトル』リスペクトといえるでしょう。スタッフの「90年代SRPG愛」がガンガン伝わってきます。
●リスペクトの元ネタを知らない人も楽しめる!
本作はロード、ソルジャー、シーフ、ウィザードなどさまざまなクラスが登場し、一部のクラス間には相性が存在します。例として、弓を使うハンターは「飛行特効」を持っており、グリフォンナイトなどの飛行ユニットに大きなダメージを与えられます。『FE』でもおなじみの要素ですね。
ナイトやパラディンなどの「騎兵」は「歩兵」全般に大きなダメージを与えられる特性がありますが、こうした相性は『ラングリッサー』にも見られました。騎兵のなかにはホワイトナイトというクラスも登場しますが、この名を見て『伝説のオウガバトル』の続編『タクティクスオウガ』を思い出す人もいるのではないでしょうか。
本作がいかにリスペクトに満ちているかを紹介しましたが、新鮮味が薄いゲームなのかというと、もちろんそうではありません。探索自由度の高い広大なフィールドマップに加え、美麗な2Dグラフィックや「飯テロ」な食事シーンなどヴァニラウェア作品ならではの魅力も健在で、リスペクト要素を気にせずとも楽しめる作品に仕上がっていそうだと感じました。
「戦記モノのファンタジー」と聞くと思わず反応してしまうみなさん、この春は楽しく時間を溶かしてみませんか? 本日3月8日発売の『ユニコーンオーバーロード』は、セーブデータを本編に引き継ぎできる体験版も配信中です。
(蚩尤)








