名脇役「ジム」が「もっとも輝いた瞬間」3選 「やられ役」に収まらない魅力とは
「ジム」の原点が劇場版で見せた華麗なる反撃

●「名もなき手練れ」による意地の一撃
最後は、「ジム」シリーズの原点である「素ジム」こと「RGM-79 ジム」の見せ場にも触れないわけにはいきません。そのハイライトは、映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」のなかにありました。
「アムロ」が「ララァ」の「エルメス」と戦っていたのと同じ頃、ジオンの「リック・ドム」部隊と、連邦の「ジム」&「ボール」の部隊が激突します。「リック・ドム」の攻撃で「ボール」が倒されるなか、1機の「ジム」が反撃に出ました。
「リック・ドム」の攻撃を華麗に回避した「ジム」は、持っていたシールドを投げ捨てます。そしてビーム・サーベルを手に取ると、すぐさま「リック・ドム」の胴体を斬り払いました。
この一連の流れは、まるでアムロが操縦しているかのような洗練された動きに見えるものの、「ジム」に乗っていたのは無名のパイロットです。ずっと、やられ役のような扱いを受けていた「ジム」が、意地を見せたかのようなワンシーンでした。
「ジム」には、さまざまなバリエーション機が存在するので、今回ピックアップした場面以外にも見せ場はたくさんあります。皆さんの心に残っている「ジム」は、どのような「ジム」でしょうか。
(大那イブキ)



