お馴染みの俳優が衝撃の姿に 原作ファン、初見勢にも衝撃のR指定実写化映画
毎年数多くのアニメやマンガが実写化されており、鑑賞する際には原作と比べてしまうことも少なくありません。なかには、原作の描写を再現しすぎて、年齢制限がかかってしまった作品もありました。
過激なテーマを忠実に描いた実写作品

アニメやマンガの実写作品において、原作をいかに再現しているかという点は、ファンも注目するポイントのひとつでしょう。なかには、過激な原作を忠実に再現したためにR指定の制限がかかってしまった実写作品もありました。観られる人は限られることになったものの、それでも原作をしっかり再現しようとした意欲作にはさまざまな意見が集まっています。
●『ビリーバーズ』
山本直樹先生の同題マンガを原作とした『ビリーバーズ』は、新興宗教団体に所属する男女3人に焦点をあてて描かれたR15+指定の映画です。長年ピンク映画の現場でも活躍し、『性の劇薬』や『セフレの品格』などで監督を務めた城定秀夫さんは、長いキャリアのなかで初めて自ら企画書を出して本作を実写化にこぎつけたそうで、原作通りの過激な描写もしっかり再現しています。
物語は宗教団体「ニコニコ人生センター」に所属する主人公「オペレーター(演:磯村勇斗)」、中年男性の「議長(演:宇野祥平)」と若い女性の「副議長(演:北村優衣)」が、上層部から課された「プログラム」をこなしながら、無人島での厳しい精神修行に励むところから始まります。
しかし、外部からの侵入者などで彼らの共同生活は脅かされていき、3人の関係も徐々に崩壊していきました。本作は人間の欲望や本能などをテーマにしており、極限状態の人間の姿を巧みに描きだしている点が見どころです。さらに「過激な宗教団体」というテーマも話題を呼びました。
作中、オペレーターと副議長が肉体関係を持ってしまうシーンもあり、磯村さんと北村さんは美しい島の風景のなかでの濡れ場にも挑戦しています。海のなかでも行為に及ぶ場面もあり、「R18じゃなくて大丈夫?」と心配になるほどに原作を再現していました。
こういった生々しい描写も、人間の極限状態を描くために必要な要素であり、「作品の持つ不気味な雰囲気がクセになる」「3人の関係が崩れだしてからの展開が見ごたえあった」「宇野祥平さんの怪演が濡れ場以上の衝撃」などの声があがり、予想のつかないストーリーや世界観、キャストの演技が高く評価されているようです。また、原作者の山本先生もまさかの役で出演し、観客に衝撃を与えました。
●『ヘルタースケルター』
岡崎京子先生原作の『ヘルタースケルター』は、2012年にR15+指定の作品として実写映画化されています。
本作は芸能界のトップに君臨する主人公「りりこ(演:沢尻エリカ)」の、絶頂と破滅を描いた物語です。りりこは「ほぼ全身を整形している」という秘密を抱えながら、芸能生活を謳歌しています。しかし、整形の副作用や自分のポジションを狙う若手の台頭などのストレスから、徐々に精神を壊していくのです。
原作ももともと過激な描写が多く、実写版でもそういった描写が多く盛り込まれています。撮影の合間に楽屋でりりこと彼氏の「南部貴男(演:窪塚洋介)」の性行為が描かれたほか、りりこが女性マネージャー「羽田(演:寺島しのぶ)」の彼氏を彼女の目の前で寝取る場面も、原作同様に描かれました。
本作には原作ファンからも「物語のあらすじは原作通りで、りりこがとにかくハマリ役だった」「徐々に狂いだすエリカ様の演技は恐怖を感じた」と、好評の声があがっています。キャストの身体を張った演技だけでなく、監督を務めた蜷川実花さんのカラフルな世界観を高く評価する声もありました。






