空腹で歯医者に行った結果…「研磨剤が!?」 ちょっぴり恥ずかしいことに
漫画家のmatchさんによる描き下ろしエッセイ。歯の痛みで歯科にいったmatchさん。虫歯ではなく、「知覚過敏」と診断されます。また、定期検診ではちょっと恥ずかしい思いをしてしまいます……。
歯科での、ちょっと恥ずかしい出来事とは?

漫画家のmatchさん(@ninjamatch)がTwitterで公開している、レポートマンガ『#レポっした』の出張版描き下ろしエッセイ。
歯の痛みが気になり、歯医者に行ったmatchさん。どうやら、虫歯ではなかった様子です。その代わり、歯磨きに問題があったことが明らかに。
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こんにちは、matchです。
最近は雪が降ったりと散々な日々ですが、ようやく春らしい陽気に恵まれてきましたね。
ところで皆さんは歯磨きをしていますか? 私は「あっ、磨かなきゃ」と思ったタイミングで行っています。
人生において歯医者さんにお世話になった回数は、片手で数えられる程度ない不精っぷりなのですが、先日どうにも歯の痛みが気になるな~ということで1年ぶりに歯医者さんに行ってきました。
なるべく最寄りで、なるたけアットホームで、医師が多そうなところを選びます。通いやすい場所でないと、定期検診の際に気が重くなってしまうからです。
担当医はおじいちゃん先生でした。早速、歯の様子を端から端まで見てもらいます。
診断結果は「知覚過敏」でした。虫歯じゃなくて安心しましたが、痛みの原因は歯茎にありました。硬いブラシで歯を荒く磨きすぎてしまったため、歯茎を傷めていたのです。
これまで歯を磨く際は、何も考えずにガシュガシュ磨いていましたが、それがいけませんでした。汚れはとれていても、歯茎への労りが足りていなかったのです。過酷な環境では、歯茎もつらいのです。知らず知らずのうちに歯茎に虐待をしておりました。
原因も分かり悩みが解決してすっきりしたところで、歯医者さん直伝の「歯磨きのやり方」を伝授してもらいました。ポイントはふたつです。
(1)ソフトで先端が先細のブラシを使おう。
(2)軽く押さえて前後にゆっくり磨く!
硬すぎるブラシはオススメしません。なるべくソフトで、先端がすこしケバ立っている……というか、先が細いものを選びましょう。全て真っ平な毛先だと、細かい場所を掃除できないのです。
磨くときは歯に押し当てるよう固定し、前後にゆっくり動かしてあげます。歯茎と歯の隙間をちょちょっと掃除してあげる力加減が大切です。決してカーリングの選手のように、力いっぱいに磨き上げてはいけません。そのままでは、歯医者さんから知覚過敏の烙印を押されることになるでしょう。
しかし、こんな分かりにくい文面よりも、歯磨き粉のホームページには、もっと分かりやすい説明が載っておりました。また、日本歯科医師会のサイトでは、おのおのの状況に適した磨き方のアドバイスが掲載されています。さすがであります。
皆さんもぜひ「脱・知覚過敏対策」を行ってくださいね。カーリング磨きは氷の上だけにしましょう!
●ライオン クリニカ 歯の磨き方
https://clinica.lion.co.jp/oralcare/hamigaki.htm
●歯の磨き方 日本歯科医師会
https://www.jda.or.jp/hamigaki/
(match)