『ワンピ』何度も登場する「16」に違和感 偶然にしては意味深なシーンが多すぎる
マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』は現在連載中の「エルバフ編」にて、かねてからの謎が次々と明かされはじめ、日々盛り上がりを見せています。また、本作にたびたび登場する「16」という数字の考察にも注目が集まっています。
「16」と「天竜人」の間にはなんらかの関係が?

マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』において、「16」という数字が気になったことはありませんか? 『ONE PIECE』を隅々まで読んでいる読者であれば、たびたび登場する「16」に違和感を覚えているかもしれません。
まず、意味深に「16」が登場したのは、マリンフォード頂上戦争後のエピソードでした。それは、激しい戦いの末、心身ともに傷を負った「モンキー・D・ルフィ」が、再び「マリンフォード」に訪れ、「オックス・ベル」を鳴らしたと報道されたときです。
その記事には、ルフィが鐘を16回鳴らしたと書かれていました。これを読んだ海軍の「ブランニュー」は、凶事を知らせる鐘ならば2回と決まっているが、16回鳴らしたのは、海軍への挑戦状であると、解釈していました。
また、同記事を読んだキッド海賊団の「キラー」は、「“時代”の終わりと始まりの宣言と取れる」とも解釈しています。つまり、白ひげの時代は終わり、自分たちの時代が始まることを宣言していると、捉えていたのです。しかし、その真意については現在も明らかになっていません。
そのほか「ドレスローザ編」で描かれた「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」の回想シーンでも「16」の数字が登場します。それは、天竜人に対する民衆からの怒りが、ドンキホーテ家に向けられたシーンでした。天竜人に息子を殺された民衆のひとりが「天竜人の前を横切ったって理由で銃で16発!! 即死だった!!!」と、泣き叫んでいるのです。
ここでの「16」には違和感があり、「なぜ16発?」と気になった読者も多数いました。その後、ドフラミンゴvsルフィの最終局面において、ドフラミンゴがくり出した最後の必殺技が「16発の聖なる凶弾」「神誅殺(ゴッドスレッド)」と記されており、ここにも「16」が登場しています。
さらに「世界会議(レヴェリー)編」にて「イム様」が「ルルシア王国」を滅ぼした、通称「イム様砲」の描写において、空から落ちてくる光線の数が、16本描かれていることにも、一部では注目されていました。やはり「16」といえば、語呂合わせで「イム」にもなるので、なにか特別なつながりがあるのかもしれません。
ちなみに本作では、キャラクターに設定される誕生日が、名前に関連づけられる例も多く(ナミの誕生日は7月3日など)コミックスのSBSにて「尾田先生の誕生日って栄“一郎”ってことで、1月6日でいいですか?」との質問が取り上げられました。
これに対して尾田先生は「いいよーそれで。」と回答したことから、ファンの間で非公式に、1月6日が誕生日であると認識されています。なお、尾田先生の正確な誕生日は1月1日です。
ここにも「16」という数字が隠されており、「これ意図的なのでは?」「尾田先生=イム様ってことで、すべての黒幕は尾田先生」など盛り上がりを見せています。
いずれにせよ『ONE PIECE』において「16」という数字は、今後も注目しておくべきポイントになりそうです。
(マグミクス編集部)

