『Zガンダム』に登場した「MSV」機体 “大人の事情”も「純粋に嬉しかった」と当時のファン
マグミクスが配信したコラム記事「『Zガンダム』に登場した『MSV』機体たち "大人の事情"がデザインに反映されていた?」に、読者から多くの反響が。「踊らされつつも楽しんだ」などさまざまなコメントが寄せられました。
アニメ本編に登場しただけで「嬉しかった」?

マグミクスが配信したコラム記事「『Zガンダム』に登場した『MSV』機体たち ”大人の事情”がデザインに反映されていた?」に、多くの反響が寄せられました。元記事では、『機動戦士Zガンダム』にMSV機体が登場したことについて、プラモデル販売促進などメーカーサイドの思惑を絡んだものであることなどを紹介したところ、読者からは「踊らされつつも楽しんだ」など肯定的なコメントが多く寄せられました。
元記事では、雑誌・書籍を中心に展開されたガンプラ企画「MSV」(モビルスーツ・バリエーション)の取り組みや展開を紹介。『Zガンダム』第12話「ジャブローの嵐」ではジム・スナイパーカスタムやグフ飛行試験型など、多数のMSV機体がジャブローの防衛戦で登場しましたが、これはパッケージの差し替えと成形色変更で手軽にプラモデルを発売できるというメーカー側の思惑も絡んだものであったことを解説しました。
『Zガンダム』にMSV機体が登場したことについて、読者コメントでは「MSVが本編に登場して純粋に嬉しかった」など好意的な意見が目立ちました。さらにあるファンは「モブ戦闘シーンでMSVや過去作MSを出す流れは、『機動戦士ガンダムUC』で極まった」とし分析しつつ「そしてまんまと踊らされる俺ら」と自虐を交えつつも、MSV機体にスポットが当たることを喜んでいるようでした。
またMSVが雑誌企画から派生したものであるにもかかわらず、『Zガンダム』本編に登場したことについて、「初めて公式に認められた」とその意義を見出す意見もありました。さらに、これは「大人の事情」というより「モデラーの願望」が実現したものだ、という見方もされていました。
そのほか多くの読者が指摘していたのは、MSVが「ガンダム」の世界を広げた功績です。サイドストーリーなどで主人公たち以外のキャラクターにも焦点を当てられるようになった、と評価するコメントも。さらに「ガンダムがここまでのコンテンツになったのはMSVのおかげ」として、「アニメ内では語られないMSの細かい設定は子供ながらワクワクした」と思い出を共有するファンもいました。
(マグミクス編集部)