【漫画】だらだらしてるように見えた夫が、実は病気だった! 原因不明の不調の正体とは?
動悸、息切れ、滝のような汗……原因不明の不調が続いていた夫が病院で血液検査をした結果、バセドウ病と診断されました。ショックを受けつつも思い当たることが多々あり、治療の日々が始まることに……。桜木きぬさんのエッセイマンガがX(旧:Twitter)で共感を集めています。
常に体がだるい原因は「バセドウ病」だった

朝起きられない、動悸、息切れ、滝のような汗、手の震え……夫は原因不明の不調が続いていました。そして病院で血液検査をすると、バセドウ病という診断が下りました。バセドウ病とは甲状腺の病気で、簡単に言うと体が活発になりすぎる病気です。ショックを受けつつも思い当たることが多々あり、治療の日々が始まることに……。
X(旧:Twitter)で公開された、漫画家の桜木きぬさん(@kinumanga)によるエッセイマンガ『夫がバセドウ病にかかったら…』をご紹介します。夫のバセドウ病の症状や治療の経過などが具体的に描かれており、読者からは「大変でしたね」「私も治療中です」「バセドウ病って精神的にも体力的にもキツいですよね」「イライラするの分かります」「マンガすごく分かりやすいです」などの声があがりました。2024年6月の投稿には2500件を超える「いいね」がついています。
桜木きぬさんは漫画家としてWebマンガの連載を持つほか、家族の日常を描いた『日常観察マンガ』、『思春期観察マンガ』をKindleにて無料で配信しています。今回の作品は、バセドウ病がどのような病気か広く知ってもらいたいという思いで描いたそうで、「同じ病気の方からたくさんの反応をもらえて励みになった」と語っていました。
作者の桜木きぬさんに、お話を聞きました。
ーー『夫がバセドウ病にかかったら…』を投稿なさった当時~現在で、反響があったことで読者や周囲からはどんな声がありましたか?
投稿したときに、バセドウ病に罹患していると教えてくれた方がたくさんいたのですが、しばらくしてから長年の治療を経て寛解したとリプライをくれた方がいて、とてもうれしかったです。
ーー作者として、反響後の変化などはありましたか?
私は当事者じゃないので、当事者の方の苦しみは分からないのですが、家族の目線で伝えられることもあるんだなぁと思いました。今後も夫の様子を観察したり、話を聞いたりして報告していきたいと思います。

ーー現在の旦那様や息子さんの体調はいかがですか?
子供は幸い自覚症状はなく、血液検査の数値も安定しています。夫は現在も飲み薬での治療を続けています。減薬したり、うまくいかなくてまた増やしたりの繰り返しですが、日常生活に差し障りがない程度の体調の波におしとどまっています。
ーー現在はどのようなマンガを描いていらっしゃいますか?
「ダ・ヴィンチweb」(KADOKAWA)で『性別に振り回されたわたしの話~1981年生まれのノンバイナリー~』という連載をしています。
●「ダ・ヴィンチweb」で連載中の『性別に振り回されたわたしの話~1981年生まれのノンバイナリー~』
●桜木きぬさん 過去のインタビュー
(マグミクス編集部)