【漫画】嫌ぁ…男子トイレ、トンデモな姿勢で用を足す子供が! 親はスマホに夢中「ため息しかない」
男子トイレで、便器に顔をくっつけながら用を足す小さな男の子を見かけた作者。彼の父親はそれに気付かず、そばでスマホゲームに夢中になっていました。仕方なく作者が男の子に声をかけたのですが……。Instagramで公開されたマンガが、「この子のママに報告を!」「こういうの意外とあるあるなのかな?」と話題になった、作者の「こばぱぱ」さんにお話を聞きました。
便器に顔、くっついてるー!

男子トイレで、便器に顔を付けながら用を足す小さな男の子を見かけた作者。驚いてその子の親を探したところ、父親らしき人はそれに気付かず、近くでスマホゲームに夢中になっていました。仕方なく、男の子に顔をあげるよう声をかけたのですが……。
男子トイレで子供を放置する父親とその事実を知らない母について描いたマンガ「男子トイレの闇」が、Instagramで投稿されてから1万2000以上のいいねを集めて話題に。読者からは、「何かに夢中で子供を見ていない親、意外と多いですよね」「これはママさんに報告だ」「注意したいけれど、トラブルのもとになるから難しいですよね」など、たくさんの声があがりました。
このマンガを描いたのは、InstagramやX(旧:Twitter)などでマンガを発表している、漫画家の「こばぱぱ」さんです。Kindleでは、『こばぱぱ日常マンガ集』を配信中。2024年4月には、書籍『カナダ移住、家族4人でチャレンジ中!』(KADOKAWA)を発売しています。
作者のこばぱぱさんは、2019年から本格的にマンガを描くようになり、SNSへの投稿を始めました。この作品は、「世の中のお母さんに、男子トイレでの最悪の事態を想像しながら、子育てをしてもらいたい」という思いから投稿したそうです。こばぱぱさんに、作品の反響や現在の活動についてお話を聞きました。
ーーこのマンガ作品は多くの方に読まれましたが、反響はいかがでしたか?
「嫌や~(泣)」「き、汚い……」「ありえない」など、皆さん衝撃を受けていました。また、「意外とあるあるですよね」といった共感の声も。なかには、「男子トイレの知らない世界が把握できて、感謝です」といった声もありました。
ーー子供を放ってスマホに夢中になっている父親を見たとき、どのように感じましたか?
私は、子供が生まれてからは、スマホゲームをやめました。子供と外にいるときには、ほぼスマホを見ません。緊急で仕事の連絡が入ったときなどは、仕方なくスマホを見ることもありますが……。このときの男性は、明らかにスマホからゲームの音が聞こえていたので、ため息しか出ませんでしたね。
ーー子供を放って自分のことに集中してしまう父親は、意外と多いのでしょうか?
外食をしていてもスマホを触り続ける人、ときどき見かけますよね。何が正解かは分かりませんが、「家族の時間よりスマホが大切」なんてこと、本来ならないと思うんですけれどね……。
ーーこの件を機に、こばぱぱさんが子供たちとの接し方で意識していることはありますか?
私は子供たちと「時間を共有する」ことを何より大切にしています。子供が勉強を頑張っていたら隣で一緒に仕事をしたり、遊んでいたら一緒に全力で遊んだりするようにしています。
ーーちなみに、作中に登場した男の子は、トイレのあと手を洗わずに出ていったのでしょうか……?
サッと出ていったので、洗っていなかったと思います。何なら、すぐにでも全身を洗ってほしいと思うレベルでしたが……。でも男性の3人にひとりは、用を足したあと手洗いをしていないです。私の体感ですが(笑)。
ーーその後、創作活動や取り上げるテーマに変化はありましたか?
テーマはこれまでと変わらず、子供たちとの日常の出来事や、面白かったり感動したりしたシーンを切り取ってマンガ化しています。
ーー今後、新たに取り組みたい創作活動や、創作以外の活動はありますか?
日常マンガは継続しつつ、動画形式でエピソードをお届けしたり、子育てで工夫していることを参加型の授業形式で情報共有したりできれば、と考えています。取り組みたいことはたくさんありますが、「1日24時間じゃ足りない~(笑)」です。
(マグミクス編集部)