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セガ『アウトラン』映画化 クラッシュシーンも「マイケル・ベイ監督なら!」期待の声

セガの体感ゲーム『アウトラン』を原作とした映画プロジェクトが始動したとのことです。原作ゲームに見られる派手なクラッシュシーンについて、マイケル・ベイ監督への期待が寄せられています。

体感ドライブゲームがマイケル・ベイ監督で映画化

YouTube SEGAチャンネル「『SEGA AGES アウトラン』 紹介映像」より、Nintendo Switch版のプレイ画面 (C)SEGA
YouTube SEGAチャンネル「『SEGA AGES アウトラン』 紹介映像」より、Nintendo Switch版のプレイ画面 (C)SEGA

 セガは2025年4月22日、同社のゲームタイトル『アウトラン』について、米ユニバーサル・ピクチャーズと映画作品の開発を開始したことを明らかにしました。

『アウトラン』は、アーケード用タイトルとして1986年にリリースされたドライブゲームで、筐体が動く体感ゲーム第4弾でもあります。家庭用ゲーム機などにも移植され、世界的にヒットしました。いわゆるレースゲームのような他車と競うものではなく、ドライブそのものを楽しむというコンセプトで、好みのルートを選べるのも特徴的です。フェラーリ・テスタロッサ風のオープンカーを操り、異国の風景と音楽を楽しみつつ、制限タイム内にチェックポイントを通過しながらゴールを目指します。

 映画製作に向けユニバーサル・ピクチャーズは、本作の監督にマイケル・ベイ氏(『トランスフォーマー』シリーズ、『アンビュランス』)の起用を決定したとのことです。脚本はジェイソン・ロスウェル氏(『ポーラー 狙われた暗殺者』)、プロデューサーはベイ氏のほか、プラチナム・デューンズのブラッド・フラー氏、『恋するプリテンダー』『Immaculate(原題)』を手掛けたシドニー・スウィーニー氏、セガの中原徹氏、そして制作総指揮としてセガの内海州史氏が参加します。

 なおユニバーサル・ピクチャーズは、2023年に『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を製作しており、こちらは全世界興行収入14億ドルを記録しました。

 発表を受け、SNS上では同日朝から「アウトラン」がトレンド入りするなど大いに話題となっている様子です。「どんな映画になるんだ?」と内容が想像つかないという声や、「ギアガチャ(裏技のひとつ。ショートカットなどを可能とする。禁止するゲームセンターもあった)したなー」とアーケード版が稼働していた当時を懐かしむ声、ゲームでは事故すると派手に自車がふっとび、乗っていた男女も投げ出されることを挙げつつ「マイケル・ベイ監督なら絶対やってくれる」と期待(?)を寄せる声も聞かれます。

 また「アウトラン」というジャンル名にもなっているゲーム楽曲に注目する投稿も多く、現代風にどうアレンジされるのかを気にする意見も見られました。

 このほか「映画化するなら『クレイジータクシー』では?」という投稿も。セガが1999年にリリースした、タクシーのドライバーとなり乗客を時間内に目的地へ送り届けるため道なき道をゆくドライビングゲームで、こちらもアーケードをはじめ家庭用ゲーム機などでヒットしました。

(マグミクス編集部)

【画像】ベイ監督ならやってくれる? こちら『アウトラン』の吹っ飛ぶクラッシュシーンです

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