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「ガンダム」作品の乗ったらオシマイな超危険モビルスーツ 「ボール」のほうがマシ?

「ガンダム」シリーズで披露されるMS同士の戦闘シーンは見せ場のひとつであり、自分も好きな機体に乗ってみたいと思ったことはないでしょうか。しかし、なかには絶対に乗ってはいけない命の危険性がある機体も存在します。

普通は乗れない「危ないモビルスーツ」

一体化しすぎてモビルスーツになっちゃう? 「HG 1/144 グレイズアイン」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ
一体化しすぎてモビルスーツになっちゃう? 「HG 1/144 グレイズアイン」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ

「ガンダム」シリーズ作品で、主役機などの見せ場に魅了され、自分も登場人物のように搭乗してみたいと思うことはあるでしょう。しかし、なかには命の危険がある絶対に乗ってはいけない機体も存在します。

 たとえば『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』で、第24話と第25話にて戦いを繰り広げた「完璧な阿頼耶識(あらやしき)」と称されるシステムを積んだモビルスーツ(MS)「グレイズ・アイン」は、そうした「乗ってはいけない」機体のひとつでしょう。

 パイロットの「アイン・ダルトン」は戦いのなかで重傷を負い、生命維持も兼ねて機体の一部として埋め込まれることになります。その姿は両腕が機体に直結され、背中からもおびただしい量のケーブルが伸びていました。

 グレイズ・アインにも積まれた「阿頼耶識」とは、肉体改造で首筋に埋め込まれたコネクタと機体を神経接続し、ダイレクトに情報をやりとりするシステムです。そもそも、阿頼耶識自体が本来は子供にしか施術できないうえに、結果によっては命を落とすこともある非人道的な技術でした。

 宇宙世紀でもパイロットを部品のように扱うシステムがあり、代表的なもののひとつが『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』に登場するMS「ブルーディスティニー」や「イフリート改」などが積んでいる「EXAMシステム」です。

 優れた感覚を持つ「ニュータイプ」に対抗するために作られ、一般兵にもニュータイプと同じような戦闘能力を与える一方で、システム本体が搭載された頭部を優先して自動で防御するために胴体のコックピットが無防備になります。ニュータイプや死の匂いを感じると勝手に発動し、周囲をせん滅するまで止まらない欠点もありました。

 EXAMシステムの発展形として『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』では、戦闘用OS「HADES」を積んだMS「ペイルライダー」が登場しました。システムが最適な行動を演算し、パイロットは単なる機体のパーツとして扱われます。パイロットは薬物投与などで不必要な思考を奪われ、反応速度に対応する強化改造が施されました。しかし、強化の代償は大きく、作中で乗っていたパイロット「クロエ・クローチェ」は記憶障害に苦しみ、一時期は後遺症で肉体が蝕まれています。

 また、マンガ作品『機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ』(著:葛木ヒヨン/シナリオ:関西リョウジ/メカニックデザイン:カトキハジメ/キャラクターデザイン:蒼依ふたば(STUDIO G-1 NEO)/原案:矢立肇、富野由悠季/KADOKAWA)などに登場した「ガンダムデルタカイ」も、精神に影響を及ぼすシステムが積まれたMSです。

 ガンダムデルタカイは「デルタプラス」(『機動戦士ガンダムUC』に登場した可変MS)の運用データをもとに、特殊装置「n_i_t_r_o(ナイトロ)」の技術試験を目的として開発されました。ナイトロによりニュータイプの才能を持たないパイロットでも、サイコミュ装置を扱えるように調整されましたが、パイロットの脳内を強制的に書き換えて攻撃性を高めてしまう弊害があります。

 実際にテストパイロットは精神に変調をきたしたうえ、証拠隠滅に個人の経歴データが抹消されています。人間の精神に作用するシステムによって、乗ったら無事では済まない可能性が極めて高い危険なMSといえるでしょう。

(LUIS FIELD)

【画像】乗りこなしたら注目されそうだけど…こちら代償が大きすぎるMSです(5枚)

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