初期と比べると「目が激変」「脚長ッ」 様々な事情で印象が変わったヒロインたち
名作マンガのヒロインには、物語の展開やリメイクなど、さまざまなパターンを経て印象がガラリと変わったキャラがいます。初期から改めて振り返ると、懐かしさを感じつつ変化を楽しむことができます。
変化後のイメージはとある女優?

長く愛されてきた名作マンガのキャラクターは、さまざまな事情で、見た目や雰囲気が一変することがあります。なかでも、作品に彩りを添えるヒロインたちの変化は印象的で、ストーリー展開による変化から時代に合わせたリデザインまで、そのパターンはさまざまです。
物語の序盤に「髪型」が変わり雰囲気を一変させたのが、『らんま1/2』(作:高橋留美子)のメインヒロイン「天道あかね」です。はじめはロングヘアをリボンで束ねていましたが、2巻でとある戦いに巻き込まれたことをきっかけに、髪をバッサリ切り落とされてしまいました。それ以降、ショートヘアのまま物語は進んでいきます。
再びロングヘアのあかねを拝めると期待していた読者もいたようで、「いつか伸びて欲しかった」「これがなければ『シャンプー』ファンに移らなかったかも」といった声も出ていました。魅力的なヒロインであることに変わりないものの、キャラの髪型の重要性がうかがえます。
高橋先生は「少年サンデーグラフィック・スペシャル 劇場用アニメ『うる星やつら ボーイミーツガール 完結篇』」(小学館)で、あかねの描き方に悩まされた結果、髪形に原因があるらしいということに気付いたことを明かしています。そこでヘアスタイルを変えることを思いつき、バッサリと切ったそうです。
そのほか、長年の連載やアニメのリメイクを経て、顔つきや雰囲気が大幅に変わったのが、『ゲゲゲの鬼太郎』(作:水木しげる)の「ねこ娘」です。初期のねこ娘は原作とアニメともに、小柄でおかっぱ頭につり目という容姿で、妖怪の要素が強い印象でした。しかし、1985年からの第3期では女性らしい身体つきになったほか、1996年に放送されたアニメ第4期からは紫色の髪と柔らかな顔立ちとなり、少女的なかわいらしさが加わっています。
2007年放送の第5期では、茶色い髪にトレードマークのリボンが映える元気な少女になり、その愛らしい雰囲気は注目を浴びました。そして最新の2018年放送の6期では再び紫色の髪に戻り、8等身のスタイルにハイヒールを履いて赤いチョーカーをつけ、「ツンデレ」キャラもさまになる美少女へと変貌を遂げています。
別人レベルの変化で、初期勢からは「言われないと、ねこ娘と分からない」との声が出る一方、「異次元のかわいさ」などと好評も多数です。第6期放送時には、制作の会議で女優の菜々緒さんをイメージしたらどうかという話があがったことが、プロデューサーから明かされています。
そして、動画配信サービス「Disney+」で2025年9月から配信予定の『キャッツ・アイ』(原作:北条司)は、約40年ぶりの再アニメ化で、美しい来生三姉妹「泪」「瞳」「愛」のビジュアルでも注目を集めています。
来生三姉妹は同じ北条先生作品の劇場版『シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』(2019年)や、アニメ『ルパン三世VSキャッツ・アイ』(2023年)といったコラボ作品にも登場し、1980年代の連載やアニメ放送の印象から変化した現代風のデザインが好評でした。
今回のアニメ化においては、ティザービジュアルの解禁や一新されたキャストの発表に、SNSでは期待と不安の声が交錯しています。配信開始後、どのような反響があるか気になるところです。
(LUIS FIELD)

