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「主題歌だけは覚えてる」 不遇の昭和ロボアニメ『サザンクロス』 プラモは「今なら絶対アウト」

マグミクスが配信した「『女性が主人公』の異色昭和ロボットアニメ 権利問題、打ち切り…意欲作も『早すぎた』?」という記事に、リアルタイム視聴者からさまざまな意見が寄せられました。

本格SF設定はどう受け止められた?

主人公「ジャンヌ・フランセーズ」らが描かれた「超時空騎団サザンクロス オリジナルサウンドトラックI&II」ジャケット(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
主人公「ジャンヌ・フランセーズ」らが描かれた「超時空騎団サザンクロス オリジナルサウンドトラックI&II」ジャケット(徳間ジャパンコミュニケーションズ)

 マグミクスが配信した「『女性が主人公』の異色昭和ロボットアニメ 権利問題、打ち切り…意欲作も『早すぎた』?」という記事に反響が寄せられています。1984年放送の『超時空騎団サザンクロス』の主題歌に対する評価と、作品本編への複雑な思いが浮き彫りになりました。

『サザンクロス』の舞台は21世紀末。戦争で汚染された地球を棄てた人類が植民惑星グロリエで新生活を築いていたところ、謎の異星人「ゾル」が突如現れ惑星の明け渡しを要求するというSF設定です。主人公は女性軍人「ジャンヌ・フランセーズ」少尉で、昭和ロボットアニメとしては異例の主人公像でした。

 しかし全39話予定が23話で打ち切りとなり、その後の制作会社タツノコプロと広告代理店ビッグウエスト間の権利係争により、ほぼ「封印作品」状況に。女性主人公やパワードスーツ的メカデザインなど意欲的な要素を持ちながらも、商業的には成功しなかった不遇の作品であったといえます。

 リアルタイム視聴者からは「鹿取容子さんが歌う主題歌は良かった」という声が寄せられ、印象的な歌詞への言及も相次ぎました。「デ・ジャ・ブーあなたとは シャワーなんかじゃ消せない愛がある」という一節を正確に記憶している読者も多く、「何故か頭に残る主題歌でした」「大人になって痺れた歌詞です」といった感想が見られます。楽曲の質の高さは、時を経ても多くのファンに愛され続けていることがうかがえます。

 一方で、作品本編に対する評価は複雑です。多くのコメントで共通しているのが「主題歌以外は憶えていない」という率直な証言でした。ある読者は「視聴者が求めているものと反対のベクトルで制作してしまった」と分析し、「本格的SFがやりたかった、という制作側の意向も分からなくないんだけど、極端にそれに全振りしてる」と指摘しています。

 さらにプラモデル展開でも「肝心のロボットが敵メカ1体のみ」という特異な状況が話題となりました。さらに女性用パワードスーツのプラモデルに関して、ある読者は「胸のアーマーが脱着式で素肌を露出させることができましたが、今なら絶対にアウト」と当時の商品展開を振り返り、時代の変化を実感する声を寄せています。

さらに読者からは、制作側の本格SF志向とアニメファンが求める娯楽性のミスマッチが、作品の運命を決定づけたという分析もありました。女性主人公やパワードスーツという革新的要素は現在では評価されるものの、80年代当時のロボットアニメファンが求めていた要素とは異なっていたという見方です。作品の評価は時代とともに変化するものであり、『サザンクロス』もまた、その時代性を象徴する一作として記憶されているのかもしれません。

(マグミクス編集部)

【画像】え…っ! 「ロリコンを採り入れたボディ」と紹介された知る人ぞ知る『サザンクロス』美少女&メカのプラモデルです

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