正直共感しちゃう? 『鬼滅 無限城編』で目が離せない「かわいい(?)」の声続出の人気キャラ
2025年7月18日より公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』では、とある「最低だけどかわいい」キャラに注目が集まっています。
「最低だからこそ好き」

2025年7月18日(金)から公開中の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、公開10日で128億円を突破する特大ヒットを飛ばしています。作品としても高評価で、さまざまな人気キャラの場面も話題となっているようです。そのなかでも、特に「かわいい」「共感してしまう」という声が相次いでいるキャラがいます。
※『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』のネタバレを含みます。
『第一章 猗窩座再来』が公開されて以降、元から高かった人気がさらに上がっていると思われるのが、鬼側の新しい「上弦の陸」である「獪岳」です。
人気の獪岳の人生を振り返ると、彼はかなり「最低」な行為を繰り返していました。2024年に放送された「柱稽古編」第7話では、「岩柱」の「悲鳴嶼行冥」の過去が描かれています。身寄りのない子供たちを引き取って寺で育てていた悲鳴嶼でしたが、そのなかにいた幼少期の獪岳の裏切りによって悲劇が起きました。
寺のお金を盗み、非難されたことで寺を飛び出した獪岳は鬼と遭遇し、自分の命と引き換えに悲鳴嶼と8人の子供たちの居場所を教えてしまいます。さらに鬼除けの香炉の火を消すという手助けもした結果、8人の子供のうち7人が鬼に殺されてしまいました。
その後、「鬼殺隊」に入った獪岳は「雷の呼吸」を習得するため、元「鳴柱」の「桑島慈悟郎」に弟子入りします。その後、獪岳は「吾妻善逸」との兄弟弟子となり、雷の呼吸の型のなかで自分が唯一身に着けられなかった「壱ノ型」だけ習得した善逸と「共同後継者」となったことに、不満を抱いていました。
そして獪岳は、任務で上弦の壱の鬼「黒死牟」に遭遇して命の危機を感じると、助かりたさに土下座して鬼になることを選びます。この裏切りにより、恩師の桑島は責任を取って、介錯なしで切腹するという最期を迎えました。
そして無限城で善逸と対峙した獪岳は、桑島の切腹の話を聞いても彼を侮辱し、かつての弟弟子に容赦ない攻撃を浴びせます。
その後、最後まで最低な言動を繰り返した獪岳ですが、原作マンガの連載終了後に結果が発表された「第2回人気投票」では、獪岳はかつて裏切った悲鳴嶼(22位)や「珠世」(24位)ら重要キャラ、さらに鬼の始祖である「鬼舞辻無惨」(23位)も抑えて21位にランクインしました。
映画公開後は、以前にも増して獪岳への「かわいい」という評価が増えているようです。「鬼陣営のコラボメニューはガッツリ系ばかりなのに、獪岳だけ『桃プリン』という激甘スイーツ担当なのがかわいい」「なんか愛されないで育ってしまった結果の子って感じがかわいそかわいい」「自分が評価される執着しすぎるが故に身を滅ぼすカスキャラで、ちょっと頭足りないとこもかわいい」といった、獪岳ファンの声が多数出ています。
注目すべきは、ファンに「彼の悪行や性格の悪さを擁護しているわけではなく、最低だからこそ好き」というスタンスの人が多い点です。
「獪岳のやったことは最悪だけど、自分が同じ状況になったら助かるために同じことをしないとは言い切れない」
「利己的だけど正直、いちばん共感できちゃうキャラ」
「獪岳は死にたくないっていう普通の人間の意識を持ってるからいい。そして自分が普通であることを認められないプライドの高さもすごく人間らしくて好きだ」
「悲鳴嶼さんのお寺の話とか聞くと、彼のやったことはけっして許されないし擁護もできないんだけど、私は彼の人間臭さがとても好きで……憎めない」
「普通に獪岳はクズだよ。だからいいんでしょ」
「善逸が自分で編み出した技も、『爺が贔屓して教えた』と思ったまま死んでいくのが、カスで不憫で切なくて好き」
などなど、複雑な愛情を見せる声が多くありました。
そのほか、声を当てている細谷佳正さんの名演や、童顔と独特なもみあげの髪形、繰り出す技のカッコよさ、善逸との関係性の切なさなど獪岳を推す人のポイントは多岐にわたります。もちろん「許せない」という意見も多くありますが、今後さらにファンが増えていくかもしれません。
(マグミクス編集部)
