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『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』コンボイが倒れた理由が謎だったワケ

玄田哲章氏の「トランスフォーム!」

『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の敵役、メガトロン(画像:タカラトミー)
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の敵役、メガトロン(画像:タカラトミー)

 さて、そんな『トランスフォーマー』ですが、実は関東地方では当初、土曜日の朝9:30から放送されていました。現代であれば不思議な時間帯ではありませんが、官公庁に週休二日が導入され始めたのは1992年、学校が完全に週休二日に移行したのは2002年です。1985年の頃は半ドンと言い、土曜日は午前中だけ学校があって、午後からが子供たちにとっての本番でした。つまり『トランスフォーマー』は学校に行っていると見ることができなかったのです。

 しかし2クール目からは金曜の夕方に移動し、人気が爆発します。このような経緯があったので、関東圏の就学児童は1クール目を見ておらず、1話から同じ時間帯で放送された地方圏の子供たちは全話見ているという珍しい現象が起きています。

『トランスフォーマー』で特に目を引いたのは、超ロボット生命体「トランスフォーマー」たちが、車や飛行機、武器などさまざまな形態に、流れるように変形するシーンです。特にコンボイの声優を務めた玄田哲章氏の迫力ある「トランスフォーム!」という掛け声は、今も耳から離れません。また、一時期コンボイの「私にいい考えがある!」というセリフが失敗フラグ扱いされていたこともありましたが、実はこのセリフが出たときの作戦の成功率はかなり高くなっています。コンボイは決して無能な指揮官ではないのです。

 サイバトロンと敵対するデストロンのリーダー、メガトロンも非常に印象的なキャラクターです。参謀役のスタースクリームをはじめとする強者たちを力で束ね、しばしばサイバトロンを圧倒していました。デストロン側には合体してカメラに変形するリフレクターやカセットテープに変形するカセットロン部隊、光線銃に変形するレーザーウェーブなど個性的かつ強力なメンバーが多く、サイバトロンの登場シーンよりも、デストロン側のシーンの方を楽しんでいたような記憶があります。

 そして『トランスフォーマー』で何よりも印象に残っているのが、シーンの切り替えの際に、効果音と共にエンブレムが遠ざかりながら登場し、くるりと回転して迫ってくるシーンです。これは「エンブレムターン」と言われており、後のシリーズではいったん廃止されますが、再び復活しています。これがないと『トランスフォーマー』を見た気がしないという方も多いのではないでしょうか。

(早川清一朗)

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